新規テーマの制作時に重宝するOne Click Demo Importプラグイン
はじめに
今回はテーマを構築する場合に便利なテストデータを用意してくれる「One Click Demo Import」プラグインを紹介する。
「One Click Demo Import」プラグインは名前の通りクリックで選択した固定ページをデモページとしてインポートしてくれるプラグインである。
プラグインをインストールすると管理画面の「外観」メニューに「import Demo Data」というメニュー名が追加されるのでクリックする。
次の画面では6つのインポート内容が並べられている。固定ページのテスト用データをインポートできるのは5つ目の「Create Demo Content」なので、その下の*Create Content*をクリックする。
すると10種類のテストデータからインポートするデータを選択する画面になる。一通り全てのデータをインポートしてみた上で実際に固定ページを表示させて内容を確認していきたい。
1.About Us
「About us」はおなじみの会社概要ページだ。会社の理念と歴史やそこに務める人たちがどんな人なのかといった情報が記載されている。
2.Book Now
「Book Now」予約ページだ。アポイントメントと記載されていることから顧客が実際に店舗を訪問する業種のために用意されたページということになるだろう。日本で言えば、個人相手なら美容院や病院、法人相手なら打ち合わせや取材などの予約だろうか。
3.Contact Us
「Contact us」は典型的なお問合せページだ。このテストデータをインポートすると自動的に「WPForms」プラグインもインストールされるので注意。氏名が姓と名に分かれているところは少し便利かも。
4.FAQ
「FAQ」はよくある質問ページ。テストデータは14日間の返金期間があるようにかかれているのでこのままサイトを公開しないように注意しよう。
5.Meet the Team
「Meet the Team」はマーケティングを担当しているチームと合うためのページのようだ。文中のAcme MarketingをDeepL翻訳で日本語に変換するとやばかった。
6.Menu
「Menu」は昼食と夕食のメニューを紹介するページ。モーニングがないところを見るとこのレストランは営業時間が12時から21時ぐらいまでの小規模な個人経営のお店だろう。寿司メニューのサーモンとアボカドのアボカドはマグロの代用品として有名な食物だ。
7.Portfolio
ポートフォリオのページ。この会社はハンバーガーとキラキラする花で1000のビジネスを成長を助けたらしい。ハンバーガーの肉の厚みがやばすぎる。
8.Services
「Services」は提供しているサービスを紹介するページ。3種類の価格の内、中央に最も高い価格を配置していることに気づいた。日本では松竹梅と3つ種類価格帯の商品が存在する場合、2つ目を選ぶ人多いのが、それと同じようなものだろうか?
9.Shop
「Shop」はお店の紹介ページ。これはヘルスケア関連のお店のようだ。
10.Testimonials
「Testimonial」はお客様の声を紹介するページだ。Acme Marketing社のリスティング広告はなかなかイケているようだ。
まとめ
今回はワードプレスのテーマを構築する際に便利なテストデータ用のプラグイン「One Click Demo Import」を紹介した。無料版だと使用できる機能は少ないものの、選択したデータのみを追加できる仕様は他のテストデータ用プラグインと比べて既存のデータが残っているリニューアルの場合でも固定ページのスペースを汚さないで済むので使い勝手が良い。
1から新たにテーマを作る場合でもリセットCSSでリセットしたままになっているスタイルをパッと見て調べるのに役立つだろう。
有料プランにアップグレードするとランディングページ用のテストデータもインポート可能になるのでランディングページを構築している人はアップグレードを検討してみてもいいかもしれない。
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