大泉学園駅から徒歩6分。「ラーメンこうすけ」は路地に隠れた正統派塩ラーメンが食べられるお店
正統派塩ラーメンはマスターのこだわりが凝縮されている
向かったのは西武池袋線大泉学園駅北口から徒歩6分のところにある「ラーメンこうすけ」。車で向かうとわからずに通り過ぎてしまうような細い路地にその店はあります。
夜の開店時間にあわせて入店。
店内はカウンターが7席と奥にお座敷がひとつ。
カウンターも一席一席に比較的余裕をもって座れる広さが確保されており、とても感じのよい店内です。
「なにがオススメですか?」
という質問に
「人気なのはこれだねぇ・・・」と示してくれたのがこちら
さっそく、特製塩らーめんを注文。
待っている間に、さっそく別のお客さんが入店。
開店時間から時を空けずお客さんがどんどん入ってきます。
カチャカチャと調理具のあたる小気味よい音に心躍らされます。
こだわりは何か聞いてみると、
「こだわりは・・・うーん。手づくりということかな。」
少し間をおいて答えたところに、本当はこだわりがいろいろ詰まっているんだろうけど、多く語ることなく、「手づくり」という一言に言い換えるところに逆にマスターの強いラーメンに対するこだわりを感じることができた。
そうこうして、待つこと数分。
そこに現れたのは、透き通ったスープに飾られた具材がのった塩ラーメン。
特製ラーメンにはチャーシューも大きく3枚乗っており、麺の上から蓋をしているようにまるで麺が見えない。
伸びてしまっては失礼なのでさっそくいただくことに。
まずはスープをひとくち。
や…優しい。
ほっとするような、どこか懐かしいよう優しい味わいで雑味がなく透き通った塩味。
チャーシューの油でスープも味の変化が楽しめます。
そして、箸を器に通すと現れるのが全粒粉のストレート細麺。
この麺も非常に深みを感じることができ、スープとの相性も抜群です。
噛んだ触感もちょうどよく弾力があり塩ラーメンのうまさを引き立てています。
麺へのこだわりが感じられます。
味玉もこれだけでもご飯一杯いけてしまうのでないのかという味の染みこみ具合が半端なく、チラリと券売機を覗くと「ご飯130円」のボタンが。
ここは太るので我慢をし、そのまま箸を進めるも、食べ応えのあるボリューム。
斜め向かいに座ったお客さんのすする音が店内に響きます。
そうこうして食べ終わると
「はい。すいませーん。おそれいりまーす。」
別のお客さんが器を返し台に上げると同時に御礼の一言が。
こういう一言って気持ちいいですよね。
かねてからの夢・脱サラをして念願のラーメン屋に!
最後に、なんでラーメン屋をはじめたのか聞いてみた。
「もともと、ラーメンが大好きで、ラーメン屋をやることに強い憧れがあったんだけど、僕には(ラーメン屋をやることは)無理かなって。それで、僕30歳くらいまでサラリーマンだったんですよ。」
話しながらも手は止まることがない。
「でも、やっぱり、(ラーメン屋を)やりたいと思って、そこから4、5軒くらいラーメン屋を回って修行して、そしてちょうど6年くらい前かな。こうしてここに店をだしたのは」
こだわりは、手づくりであること…。
多くを語らなくてもマスターのラーメンへの愛が感じられる。
とにかく美味しいラーメンであった。
定休日:日曜・月曜
営業時間:[月~水、金]11:30~15:00 18:00~23:00頃
[土、日、祝]11:30~15:00 18:00~21:00頃
住所: 東京都練馬区東大泉3-2-7
アクセス: 大泉学園駅北口 徒歩6分
コメント ( 0 )
トラックバックは利用できません。
この記事へのコメントはありません。