練馬区立美術館開館35周年記念 Re construction 再構築 プレ展示【7月8日(水曜)から8月2日(日曜)まで】
東京都は、休業要請の段階的な緩和等を示した「新型コロナウイルス感染症を乗り越えるためのロードマップ」の段階を、6月12日(金曜)からステップ3に移行しました。
練馬区立美術館は、この考え方に基づき、以下のとおり「感染予防のための文化施設共通の利用ルール」を設けたうえで、展覧会を開催するとともに、施設の利用貸し出しを再開しております。
【感染予防のための文化施設共通の利用ルール】
3つの密を避けることをはじめとして感染予防のためのルールを、次のとおり設けます。皆様のご理解とご協力をお願いいたします。詳細はお問合せください(練馬区立美術館03-3577-1821)。
- 混雑状況によっては、入館制限を行う場合があります。
- 利用者の皆様には、来館前に検温、手洗いを済ませていただき、発熱、頭痛、せき、のどの痛み、嗅覚・味覚の違和感、倦怠感などの症状がある場合は、来館はご遠慮ください。
- 館内では、マスクの着用、入口での手指消毒、トイレでのせっけんによる手洗いの励行、使用した備品類の消毒、部屋の換気・清掃、立ち話をしない、などご協力ください。
- 利用団体代表者の方は、当日の利用メンバーおよび連絡先の把握をお願いいたします。個人でご利用の方は、連絡先等の提供にご協力ください。
- 定員のある施設の利用は、定員の50%以下とさせていただきます。利用人数をご確認ください。
- 飲食を伴う内容、合唱、ダンスは、3つの密を回避していただくことを条件に利用を再開します。
- カラオケ、麻雀は、各業界団体等が定める業界別ガイドラインに則った対応と、感染拡大防止に必要な用品等の準備を行っていただくことを条件に利用を再開します。
(注釈)練馬区立美術館では、利用者の皆様が触れるドアノブ、手すり、照明スイッチ、エレベーターのボタン、ロビーの椅子などの消毒および各部屋の換気を適時実施します。また、職員のマスク着用、窓口へのクリアシートの設置を行います。
(注釈)国・東京都の方針に変化が見られた際など、必要に応じて見直しを行います。見直し内容は、決定しだいホームページ等でご案内させていただきますので、適宜ご確認ください。
練馬区立美術館開館35周年記念 Re construction 再構築 プレ展示
練馬区立美術館は2020年に開館35年目を迎えます。これを記念し、現代作家に美術館の所蔵作品から着想を得た新たな作品制作を依頼しました。
依頼した作家は、青山悟、大小島真木、冨井大裕、流麻二果の4名。今回のプレ展示では、8月9日(日曜)から開催する展覧会(本展示)に向けて、その制作過程や思考・テーマを紹介します。
流 麻二果(ながれ まにか)
1975年生まれ。女子美術大学芸術学部絵画科洋画専攻卒。2002年文化庁新進芸術家在外研修員(アメリカ)。パブリックアート、ファッションブランドとのコラボレーションや、ダンスパフォーマンスの美術・衣装、建築空間の色彩監修など幅広く活動。
今回の展覧会では、画材の選択や個々人の視覚・色覚に左右される「色」のセクションを担当。
《人肌/Skin Warmth》 2017年 油彩・キャンバス 個人蔵 photo:Ken Kato ©Manika Nagare, Courtesy of Yuka Tsuruno Gallery
青山 悟( あおやま さとる)
1973年東京生まれ。ロンドン・ゴールドスミスカレッジのテキスタイル学科を1998年に卒業。2001年にシカゴ美術館附属美術大学で美術学修士号を取得し、現在は東京を拠点に活動。工業用ミシンを用い作品を制作している。
今回の展覧会では、イメージを投影する「メディア」のセクションを担当。
《News From Nowhere( Self Portrait)》 2017年 ビンテージプリントに刺繍・ドローイング・金箔 個人蔵
photo:MIYAJIUMA Kei ©︎AOYAMA Satoru, Courtesy of Mizuma Art Gallery
冨井 大裕( とみい もとひろ)
1973年新潟県生まれ。2015-2016年文化庁新進芸術家海外研修制度研修員としてニューヨーク(アメリカ)に滞在。現在は東京在住。既製品に最小限の手を加えることで、それらを固定された意味から解放し、色や形をそなえた造形要素として、「彫刻」のあらたな可能性を模索する。
今回の展覧会では、展示室という「空間」のセクションを担当。
《board paper board(half origami)》 2019年 アクリル板・半分にカットされた折り紙
photo:Masaru Yanagiba ©Motohiro Tomii, Courtesy of Yumiko Chiba Associates
大小島 真木( おおこじま まき)
1987年東京生まれ。日本各地をはじめ、インド、メキシコ、ポーランド、中国、フランス、海洋調査船タラ号での海上などで滞在制作。鳥や森、菌、鉱物、猿など異なるものたちの環世界を自身に内在化し、物語る装置としての作品制作を行う。
今回の展覧会では、「色」・「メディア」・「空間」を受け取る「身体」のセクションを担当。
《Entanglement hearts series》 2020年 アクリル・鉛筆・油性色鉛筆・アルシュ紙 作家蔵
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会期
令和2年7月8日(水曜)から令和2年8月2日(日曜)まで
休館日
月曜日
開館時間
午前10時から午後6時まで(入館は午後5時30分まで)
観覧料
無料
会期中の催し
公開制作
冨井大裕・大小島真木による作品の制作過程を公開。
※作家の滞在日などは練馬区立美術館のホームページ、ツイッターでお知らせします。
参加型展示
流麻二果による参加型展示。「あなたが考える日本の色」をアンケート形式で用紙に記入。結果を作品の一部として、8月9日からの本展示で公開。
※アンケートはインターネット上からも参加できます。詳しくは、下記詳細リンク先をご覧ください。
詳細リンク先
練馬区立美術館開館35周年記念 Re construction 再構築(外部サイト)
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