練馬区内でAED設置一覧



AEDってなんですか?

もし、あなたの目の前の人が突然倒れたら、どうしますか?

・消防署に連絡する?
・救急車を呼ぶ?
・近所の警察署に知らせる?
・知り合いに連絡を取る?

見知らない人ならそれでもいいかもしれませんが、その人があなたにとって大事な人で心臓に病気を抱えている人だとしたら、川で溺れて助け出したときに心臓が止まっていたとしたら、…

そんな場面に出くわすか可能性があるかわかりませんが、AEDは心停止状態の心臓に対して、電気ショックを行い、心臓の鼓動を再開させるための医療機器です。

AEDはどこにあるの?

AEDは駅や公共施設、それに大きめのマンションやオフィスビルなど様々な場所に設置されています。

住所からも検索できます。

現在地から検索できます。

AEDを使うのに資格は必要?

AEDを使用するのは資格は必要ありません。誰でも使うことができます。
AED自体も初めての人でも簡単に扱えるようになっています。

心臓に電気ショックを行う医療機器なんて本当に素人に扱えるの?もし間違って電気ショックが必要ない人にまで使ってしまったら問題が発生するのでは?

大丈夫す。AEDは心電図や脈を調べて必要がなければ動作しないのです。ですから正常な人に電気ショックを与えたことで別のショック症状を引き起こしてしまったという状態を防ぐことができます。

使い方も機種によって若干の違いがありますが、基本的には

1.AEDの電源をオンにします。電源をオンにするには機種によって多少違いますが通常「ボタンを押す」「AEDのフタを開ける」ことで電源が入ります。

2.音声ガイドの指示に従って行動する。

これだけです。

道端に倒れている人がいて早く救命しなくてはという状況になった場合全体の流れを示すと下記のようになります。

1.倒れている人の反応の確認する

倒れている人の肩を軽く叩いて「わかりますか?」などと声をかけて、意識があるか確認します。間違っても体を揺すって寝ている人を起こすような行動はやめてください。嘔吐していた場合、喉の嘔吐したものが詰まって呼吸困難に陥る可能性があります。

肩をたたいても反応がなければ次は声をかけます。声も最初から大声で呼びかけるのではなく、最初は耳元で普通の声量で呼びかけ、反応がなければ徐々に大きな声で呼びかけることで意識があるのかを確認しましょう。

2.周囲の人を応援をお願いする

対象の反応が確認できず、AEDを使用する必要があると判断した場合は、「人が倒れています!誰か来てください」のように周囲の人に助けを求めてください。そして「あなたはAEDを持ってきてください」「あなたは119番通報してください」などの作業を依頼します。

3.倒れている人の呼吸を確認する

胸と胸部の動きを観察して、正常に呼吸ができているか確認します。あんまりじっくりと確認していると手遅れになってしまうので、長くても10秒以内のしましょう。どっちなのかわからない場合は、正常に呼吸ができていないと考えて対処をするようにします。

4.AEDが到着するまでの間、心肺蘇生を試みる

胸骨圧迫30回、人工呼吸2回のサイクルを繰り返す。

まずは胸骨の圧迫を試みます。胸が5cmぐらい沈み込むぐらいの強さで、1分間に100回から200回のテンポで30回、連続して胸骨に上から地面に向かって圧迫を加えます。それが終わったら、次は人工呼吸を行います。対象の顎を上に向け気道を確保し、倒れている人の鼻をつまんで口から息を2回ゆっくりと吹き込みます。

※人工呼吸が無理だと言う場合は、胸骨圧迫だけを絶え間なく続けてください。

5.AEDを使用する

AEDが届いたら、電源を入れ音声ガイダンスに従います。といっても難しいことは何もなくやることは次の2つだけです。

1.電極パッドを胸部の肌に貼る
2.電気ショックボタンを押す

ただし、電極パッドを貼る位置は、電極パッドに描かれたイラストを見ながら落ち着いて見定めましょう。

音声ガイドの判断によって電気ショックが必要になった場合

AEDから電気ショックを使用する指示があった場合は、感電を可能性を考えて周囲の人には離れるように伝えましょう。

次は電気ショックボタンを押して電気を流しますが、ボタンを押した後に電気ショックが発生しなかったとしても焦らないでください。

電気ショックが必要かどうかはAEDが心電図を解析し、電気ショックが必要なときだけ電流が流れるしようになっているからです。

音声ガイドでもそのことを伝えてくれるので、よく聞きましょう。

もっとAEDの使い方を学びたい

AEDの使用手順を読んで

・自宅で家族に使うことがるかもしれないのでもっと詳しく知りたい
・胸骨圧迫や人工呼吸のやり方に不安がある
・妊婦さんにAEDをつかってもいいの?

といった疑問を持つこともあると思います。その場合はAEDの講習を受けてみてはいかがでしょうか?

AED関連リンク

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