【保谷】地元で50年!地粉100%本格派手打ちうどんの店『食堂ひらの』

こんばんは、ねりねりマロンです。今日は保谷で手打ちうどんを食べます。

東京では一昨日例年より遅めの春一番が吹き、今朝は暖いなぁと家を出たのですが、仕事帰り外に出ると、強風!寒い!!

油断してました〜、完全に服装を間違えた、、、何かあったかいものを食べて身体を温めてから自宅に帰りましょう。

駅から2分の路地裏にあるお店

ここを右に曲がります

保谷駅南口から徒歩2分、このファミリーマートさんを曲がったところにお店はございます。

外観はこんな感じ。




お店の外観

良い意味で年季の入った素敵な店構えですね。
店の前の看板に“食堂ひらの”の文字があったため定食屋さんかなと思ったのですが、

看板には〝食堂〟の文字が

よくよく見ると、青いのぼりには“地粉うどん”の文字、そしてのぼりの後ろの窓から中を覗くと麺打ち場らしき小さなお部屋がありました。

字が見えませんがのぼりには〝地粉うどん〟の文字

どうやら、こちらの『食堂ひらの』さんは手打ちうどんがメインのお店の様です。

手打ちうどん、いいですねぇ、本日の夕食はここに決定、早速お邪魔してみましょう♪

外に貼られたメニュー

地粉100%本格派手打ちうどん!

『いらっしゃいませ』といかにも人の良さそうな大将と女将さんが2人で出迎えてくれました。外観の雰囲気とは異なり、店内は綺麗にしていて、明るい雰囲気。テーブルが4脚のみというシンプルな店内の造り、本日は時間が遅かったせいかお会計中の先客1組のみ。

かなりの常連さんらしく、帰り際に店主に「また明日ね」と言われ、「明日はお休みでしょう」と言って帰って行きました。ほのぼのするやりとりを聞きながら入り口すぐのテーブルへ。

椅子に座ってほっと一息、昭和感満載の店内の様子に癒されます。

すぐにお茶とおしぼりが出されました。これがまた素敵、見てください、このおしぼり置き!

おしぼりの下に

おしぼりをずらすと〜

美人現る!

何これ、可愛すぎる!

お買い上げしたいくらいのレベル

 

よーく見たら〝Printed 1976〟って印刷されている、うわぁ〜、骨董品の域!

メニューのご紹介♪

テーブルの上には可愛らしいミニサイズの扇形のメニューがありました。

扇形メニュー おもて

手書きでメニューが細かく書かれていて、600円のもりうどんからはじまり、たぬき、きつね、月見、わかめ、肉、天ぷらなど、ザ・うどん屋さん!と言わんばかりのメニューが並びます。

扇形メニュー うら

そして、こちらが定食メニュー。野菜いため、焼魚、煮物、しょうが焼肉、とりの唐揚、刺身、とこちらも定番がずらり、うどん屋さんだけど定食も気になるなぁ〜。

定食も捨てがたいですが、やはりここは、『地粉100%の手打ちうどん』を食べるしかないでしょう!ということで、数あるうどんメニューの中から、こちらも悩みに悩んで最終的に『天ぷらうどん(車海老)』を注文しました。

やっぱり『車海老』というワードには人を惹きつけるパワーがありますね。

楽しみです♪

冬のおすすめは◯◯◯うどん

注文後、お二人は厨房へ、先客1組も帰って店内に1人ぽつーん。ぼーっと店内を見渡してみる、、、

昭和感満載の店内の様子

日本人形に招き猫、折り紙、と店内には日本らしい物がいっぱい、何だか田舎の親戚の家に遊びに来たような気分です。

店内を見渡していると、ある事実に気付いてしまう、、、

壁に貼られた手書きのメニュー

よく見ると

至る所に『なべ焼うどん』の文字

めちゃくちゃ『なべ焼うどん』推してるじゃん!!

気づかなかったぁ、ショーーーーック、きっと1番身体の芯から温まるであろうチョイスはこのなべ焼だったに違いない!時既に遅し、厨房では私の車海老が揚げられている油の音が、、、

そんなショックも束の間、天ぷらうどんが到着すると

あ、やっぱり今日は天ぷらうどんでよかった♪って、だって、見てください、このビジュアル、美味しそ〜

天ぷらうどん、キターーーッ

 

車海老の天ぷらうどん(卵入り)1250円

「ちょっと海老が曲がっちゃってごめんなさいね」と女将さん、いえいえ全然気にしません、むしろ曲がってるくらいが好きです!そんなことを思いながら、いざ実食。

実に美味しそう

ちょっとお待ちください、実は隠し球を仕込んであるのです、出しますよ、、、

中から卵の登場

じゃ〜ん

卵を一個落としてもらいました。
+50円、良心的な価格です。

薬味(ネギ、ニンジン、生姜、柚子、大根おろし)

うどんを出してくれた時に、「薬味は最初に全部入れたほうがいい味でますよ」と教えてくれたので、指示通り薬味を一気に投入!

薬味を入れて

いっただきまーーす。

卵を割って、いっただきまーす

麺は思ったより細めで食べやすい印象。手打ちうどんというと勝手に極太麺のイメージだったのですが、細めで触感もやや柔らかめ。いや〜、手打ち麺、実に良いですね〜。

食感がかなり軽めでどんどんいけます。

麺はこんな感じ 出汁は関東風

汁はというと、いかにも関東風の色の濃〜い出汁で、甘め旨味があり美味しい!
そして、先程の薬味がまた良い、特に柚子!ほんのちょっとの柚子が口の中に広がり味を演出してくれる、いい仕事するなぁ〜

最後に、車海老。身がしっかりとしていて、周りのサクサクの衣が出汁に浸ってやわやわに、、、これがまた美味しいんですよね。
食べ終わった頃には身体がぽかぽか、いい気分♪

お口直しのフルーツ

うどんが食べ終わるか終わらないかというタイミングで、女将さんがフルーツを持ってきてくれました。

食後にフルーツのサービス♪

メニューには書いてないけどデザート付きだったのかな?
「冷えてますからね」とバナナとマスカットののったお皿をテーブルに置き、去り際に「マスカットは皮ごとどうぞ」と一言。
さっきの薬味もそうですが、さりげないアドバイス嬉しいですよね。
フルーツは冷えてて甘くて美味しかったです。

うどん打ち続けて50年!

お会計時においしかったと伝えると、「最近では本物のうどんが打てる人はもう少ないからね」とお話しを聞かせてくださいました。こちらのお父さんはうどんを打ち続けてもう50年近いというからびっくり!

お店に併設された麺打ち場

古いとは思っていたけどまさか半世紀前からやってるお店だとは⁉︎女将さんが「今日のうどんは少し細かったでしょう、外が段々暖かくなってくるとうどんも細めになるのよ」と、寒い冬はなべ焼などに適した太めの麺暖かくなると冷たいうどんも増えるので少し麺が細くなるそうです。

なおさら次回は寒〜い日に太麺のなべ焼うどんを食べに来たくなりました。「ありがとうございました」と深々とお辞儀をするお二人に見送られながらお店を後にしました。

心も身体も温まる素敵なお店でした♪

まとめ

半世紀近くも保谷を見守り続けてきた人情味あふれるうどん屋さん、本当に昔ながらのお店といった印象で、ずっとこの雰囲気を残してほしいなぁと思わせる、そんなお店でございました。
本当においしかったです。ごちそうさまでした。

皆様も本物のうどんを食べに是非足を運んでみてください。
冬のオススメは『なべ焼うどん』ですよ〜

帰りに扉を見たらここにもいました『なべ焼うどん』

店舗情報
店舗名:食堂 ひらの
営業時間:11時30分〜14時30分 / 17時〜22時(土日祝は21時)
定休日:水曜日
住所:東京都練馬区南大泉3丁目29−10
アクセス:西武池袋線「保谷」南口より徒歩2分

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