<練馬>ペットボトルの水飲み区立保育園職員が一時意識失う
東京都練馬区は30日、同区大泉町4の区立北大泉保育園で、ペットボトルに入った水を飲んだ職員が一時意識を失い、病院に運ばれたと発表した。職員は間もなく意識を回復し、現在は自宅で療養中。石神井署は、ペットボトルに異物が混入していた疑いもあるとして、事件、事故の両面から調べている。
区と同署によると、29日正午ごろ、保育園2階の職員休憩室で、40代の女性職員が冷蔵庫から自分のペットボトルを取り出し、一口飲んだところ意識を失った。居合わせた同僚が園長に連絡し、119番通報したが、職員は救急車が到着する前に意識を回復した。
ペットボトルの水は飲みかけで、園長は区に「職員休憩室の流し台にある洗剤と同じ臭いがした」と説明している。この職員が過去に職場で意識を失ったことはなく、健康状態に問題はないという。また、休憩室に職員以外が立ち入る可能性は低いという。
同保育園には0〜5歳児約120人が通っており、正規職員約30人、非常勤職員とアルバイト職員が約25人いる。同署はペットボトルの中身を分析し、異物の有無などを調べている。【福沢光一、春増翔太】
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