『ハリポタ』ドラコ、ネビル、ルーナ俳優が来日 宮野真守「大きくなったな~!」

『ハリー・ポッター』シリーズで人気を集めた俳優のトム・フェルトン(ドラコ・マルフォイ役)、マシュー・ルイス(ネビル・ロングボトム役)、イヴァナ・リンチ(ルーナ・ラブグッド役)がこのたび来日した。すっかり大人になった現在も当時の面影を感じさせる3人は、それぞれ今回の来日を喜び、長年同作を愛し続けるファンへ深い感謝の言葉を述べた。


また『ファンタスティック・ビースト』シリーズで主人公の吹替えを担当、『ハリー・ポッター』シリーズにも声優として参加した宮野真守も駆け付けた。

3人が登場したのは、東京都練馬区の遊園地「としまえん」跡地に建設された新施設「ワーナー ブラザース スタジオツアー東京 – メイキング・オブ・ハリー・ポッター」。同施設は6月16日に開業したが、前日の15日にはゲストや約300名のファンを迎えて「オープニング前夜祭」が開催された。

「オープニング前夜祭」特設ステージでは、ハリー・ポッターの大ファンでもあるハリー杉山をMCにトークイベントも実施。登場人物が多い『ハリー・ポッター』シリーズの中でもそれぞれ印象的な役を演じたトム・フェルトン、イヴァナ・リンチ、マシュー・ルイスが登壇した。

主人公ハリー・ポッターのライバルとも言えるドラコ・マルフォイ役のトム・フェルトンは日本語で「アリガトウゴザイマス」とファンに感謝を伝えて、「キャストを代表して日本に来られて僕たち3人はラッキーであり、光栄であり、とても驚いています」と声を弾ませた。「日本に初めて来たのは13年前の映画『ハリー・ポッターと謎のプリンス』のときで、そのとき日本に恋してしまいました、今回、ポッターの世界が再現されるということで、ぜひ来たいと思いましたが、ただし(ネビル役の)マシューが来ると知っていたら絶対に来ませんでした」とニヤリとしてから「NEVER!」と強調した。

そのネビル・ロングボトム役のマシュー・ルイスは「日本に来るたびにとても温かい歓迎を受けて、私たちの心にとても近くて特別な国です。特にこの雨の中、待っていてくれたファンの方々、熱狂的に歓迎していただいて素晴らしいと思います」とファンの印象を語った。そして、「映画が始まったのが20年前、最後の作品が10年前ですが、いまだにこのようにサポートしてくれて、だからこそこのスタジオツアーが日本に誕生したと思います。素晴らしいサポートをありがとうございます」とコメントした。そんなマシューは来日は3回目だそうで、以前は日本食が苦手だったものの「来日して人生が変わって今はお寿司が大好き。今回も飛行機を降りて、まずお刺し身を食べに行きました」と来日中に生魚を堪能するようだ。

そして不思議なムードを醸し出すルーナ・ラブグッド役のイヴァナ・リンチは「日本に戻って来られてとても嬉しいです。初めて日本に来たときには、ファンのみなさんの愛情や熱意、創作力に圧倒されましたが、今はそれがもっと増しています」と挨拶してから、「日本の芸術・文化・スピリチュアルな部分にすごく感動しました」と述べた。このとき手に持っていた扇子について「ダンブルドアが描かれていますが、イギリスにはないんです。日本の文化が融合されています。日本の文化やオリジナリティがグッズなどに表れているのが素敵でした」と『ハリー・ポッター』と日本の文化の融合に興味深そうだった。

声優・宮野真守も駆け付けたが、宮野は『ファンタスティック・ビースト』シリーズでエディ・レッドメイン演じる主人公ニュート・スキャマンダーの声を務めている他にも「18歳のときに(『ハリー・ポッター』シリーズでロンの兄)パーシー・ウィーズリー役の声を務めていたので、(キャスト達が)大きくなったな〜!と感動しました」と笑わせた。すると、マシューが「パーシー・ウィーズリーの声を聞かせて」とリクエスト。宮野が「動く階段のシーン。『階段には気をつけて。じっとしてないから』」と披露すると、「オー! イエー!」とマシューは大喜び。「ここにも動く階段ありますよね」と言うマシューに、宮野は「本当は一緒に歩きたかったんですけど」と返した。

最後にトムが「3、2、1、ルーモス!(光よ!)」と呪文を唱えると、美しい光と色鮮やかなテープが会場を彩った。また3人や宮野は集まったファンたちにサインをしたり、一緒に写真を撮ったり、ひとときの交流を楽しんだ。
(TechinsightJapan編集部 関原りあん)

引用元:BIGLOBEニュース

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