【跳んで練馬】日本よ、これが練馬だ!!それでも練馬愛溢れる練馬ディスりを練馬区民が本気で考えてみた
『跳んで埼玉』の大ヒットにあやかりたい
『跳んで埼玉~琵琶湖より愛をこめて~』が大ヒットを飛ばしているらしい。
おもいっきりディスられているのにも関わらず、前作では埼玉、今回は滋賀で一番の盛り上がりを見せているというではないか。
これに便乗しない手はない!?
と、いうわけで東京の中でも1位か2位を争う?さえない練馬区をネリマンタイムス編集部が思いっきりディスってみたいと思う。
ディスる要素しかない練馬区
練馬区。
東京23区であってもどこかイケてない(ダサい)響きを感じるのは私だけであろうか。
しかも練馬区民というのは「東京23区に住んでいる」ということを胸を張って言えないきらいがある。
「23区と言っても練馬だけどね」
※この「練馬だけどね」になんとも哀愁が滲んでいる。きっと港区だったら「港区だもんね」と鼻高だかに言えるのであろう。
練馬区がダサい理由
それでは一体何が練馬区をダサい区にしているのか。
練馬発ネリマンタイムスのプライドをかけて練馬区がダサいと思われる理由を本気で考えてみたいと思う。
23区の最北西端―都心へのアクセスが圧倒的に不利
練馬区というのは東京23区の最北西端に位置する。よって都心へのアクセスも群を抜いて悪い。そしてあの「埼玉」とも隣接しているのだ。場所によっては練馬区なのか埼玉県なのか境がわからなくなっている。
東京23区でもぶっちぎりの地理的不便な所在地こそが練馬のダサい原因であると考えられる。
東京で最高気温の記録を更新してしまう猛暑
練馬区はいつだって東京の最高気温を記録する。練馬区の気温というのは東京ではなくほとんど埼玉や群馬の気温である。(東京のそれとは2~3℃は違っている)近年では最高気温が40℃まであがる日も1日や2日ではない。
「東京で練馬がまた最高気温だったね」
こう言われるのは屈辱的である。もういい加減やめてくれという最高気温の発表だ。
昔は武蔵大学(江古田)で計測していたそうだが、最高気温発表に苦痛と怒りを覚えた区民たちが、石神井公園に計測場所を移したという話を聞いた。しかし気温は何も変わらなかったいう。なんとも悲しい話である。
夜景が煌めくリバーサイドもランドマークタワーもない
ご存じの通り練馬区には海もないし大きな川も流れていない。東京のランドマーク的施設もなく、練馬区の風景は全くといっていいほどときめきがない。色気がないのだ。
ドラマなんかで出てくる東京の夜景とは程遠いわびしい夜景が広がる。練馬に遊びに行きたいとは誰も思わないであろう。デートなんてもってのほかだ。夏の風物詩花火大会とも無縁である。
走る路線がとにかくダサい
西武池袋線・西武新宿線・東武東上線。地下鉄以外で練馬区を走る路線をあげてみた。なんてことだ!これはもう響きからして絶望的にダサい。
東急とは響きからして格の違いを見せつけられた気がする。
この3つの路線は東京で暮らす人々の多くが、人生で一度も乗車することがなくても何ら困らない路線であろう。
しかし、西武池袋線だけは地下鉄との乗り入れに明るく横浜みなとみらい方面までいけるという利便性はある。
終わっているのは西武新宿線。終着点は新宿でもなく西武新宿。新宿で乗り換えるのに10分弱歩く必要がある。地下鉄の乗りいれもゼロ。これはもはや都市計画から見捨てられた路線といって間違いないであろう。
(ちなみに私は西武新宿線沿線に住んでいる)
畑が多い―練馬大根の存在
練馬区は23区で一番畑が多いとされている。畑があることは素晴らしいことなのだが、やはり畑の多さが練馬区のダサい原因のひとつであることに拍車をかけている。畑=土地がある=田舎
この図式は間違ってはいないであろう。
特に「練馬大根」などと呼ばれる大根の収穫量には目を見張るものがある。23区で大根の産地になってしまっているなんてダサいことこの上ない。
しかも、「練馬大根引っこ抜き競技大会」という何ともローカルな大会までも催されているという。
それら練馬大根たちは練馬区の学校給食で出されるのだ。練馬の子どもたちが好きな給食メニューは誰がなんと言おうと「練馬スパゲッティ」である。地産地消ができているのも練馬区の特徴である。
練馬区内での格差
同じ練馬であっても、練馬区民は勝手に格付けをしているように感じる。
走る路線や無駄に広い地理的条件がそうさせているのであろう。そういうところもどことなく埼玉と似ているのだ。「浦〇と熊〇は違う」みたいなどうでもいいプライド。
所詮、埼玉は埼玉。練馬は練馬。蛙の子は蛙である。
キング・オブ・ネリマは立野町
しかし、ここで敢えて練馬の中でランク付けをしてみようではいか。
私がキング・オブ・ネリマをあげるのなら、「立野町」だと考えている。
立野町。はたしてそれは練馬のどこに位置しているのかというと練馬の最南端である。
しかも驚くべきことに最寄りの駅はなんと吉祥寺なのである!!
住みたい街ランキングでいつも上位につける、若者が集まるあのオシャレな街・吉祥寺である。
立野町は吉祥寺から徒歩15分ほどの場所に位置している。
立野町に住んでいる人間は「練馬区に住んでいる」と一切公表せずに、「吉祥寺に住んでいる」と言うのも特徴だ。
(これは確かに正しいのだが、「練馬区と名乗れ」と私は心の中で思っている。)
しかも立野町の分譲マンションは練馬と名乗らず堂々と吉祥寺と名乗っている。
石神井公園も素敵な街だが、やはり練馬であることは避けて通れない。
よって、キング・オブ・ネリマは立野町で決まりである。
※ワースト・オブ・ネリマは割愛
練馬区のいいところを考えてみよう
ここまで練馬をさんざんディスってきたが、私は練馬区が嫌いなわけではない。
イケてない練馬であってもたまらなく愛おしいのだ。
さんざんディスっておきながらで恐縮だが、最後に練馬区民を代表して練馬のいいところを述べていきたい。
緑にあふれ大きな公園が多い
練馬の最大の魅力は東京なのに緑に溢れているところだろう。区内には大きな公園がいくつもあって、これぞ練馬が胸を張って誇れるところである。
石神井公園に光が丘公園、城北中央公園に大泉中央公園。
これらは1日かけて遊べる広大な公園であり、練馬区民の憩いの場でもある。
子育てがしやすい
また子育てがしやすく、学生も住みやすい街であることも練馬の魅力のひとつであろう。イケてはいないが安心できるしどこかホッとする。
庶民的な飲食店も充実しており、子育て世帯や学生は大助かりである。
ディスられようと練馬愛
ダサいと同時にたまらなく愛しいのが練馬区である。
練馬区公式キャラクターのねり丸も可愛い。
(ちなみに2013年のゆるキャラグランプリで東京都23区ではトップ!)
私は練馬区がディスられようと(ディスろうと)、これからもずっと練馬区に住み続けるであろう。
I♡練馬!
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