「現地を見ろ」能登半島地震・震災対応不十分な岸田政府への批判はなぜ叫ばれないのか

令和6年能登半島地震

2024年1月1日。能登半島を襲った令和6年能登半島地震
被害が甚大な輪島や珠洲は絵葉書のように美しい瓦の眺めが続く伝統的な街である。能登半島は古くから瓦の産地であり「能登瓦」として名を馳せてきた。

千年以上の歴史を誇る輪島塗職人たちは今どうしているのだろうか。想像するだけで胸が苦しい。奥能登芸術祭で使われた古民家もきっと失われてしまったのだろうか。永井豪記念館も全焼とのことだ。潤沢な経済的支援がないと美しい能登の復興は厳しいと考えられる。

能登の瓦

©masoi.net

地震が起きた時、岸田総理は何をしていたのか

岸田総理




©時事通信

岸田は会見で被災状況を迅速に把握して救命・救助などに全力であたるよう説明した。しかし、裏では新年会にうつつをぬかしていたというニュースが飛び交った。避難所で寒さと悲しみに耐えながら過ごす被災者たちがいるというのに岸田という男はどこまで国民をバカにすれば気が済むのであろうか。(それでも元総理Aよりはマシとの声も。私もその考えに概ね賛成である。)

少なすぎる予備費―世界最大級の無駄遣い万博リングの10分の1の費用

能登半島地震に対して40億円の予備費の使用を閣議決定した。この40億という金額がいかに少ないか万博と比べてわかりやすく書いていく。
2025年に開催予定の大阪・関西万博のシンボルとして建設中の木造建築物「大屋根(リング)」が350億円という建設費である。世界最大級の無駄遣いと言われている万博リングだが、その10分の1にも満たない予算で復興支援というのだ。「プッシュ型支援」などと強調しているが、呆れて言葉も出ないとはこのことである。

万博リング

©2025年大阪・関西万博会場の模型=枡田直也撮影

能登震地震に対する政府対応不十分の謎

政府の対応に疑問があるので書いていきたい。

海外からの支援を断る

政府が台湾など諸外国の支援をすべて断っていることをご存じだろうか。これについては外国に知れ渡ってはいけない事実を隠蔽しているとしか思えない。万博への憂慮であることは察しがつく。

被災地へすぐ訪れなかった

そして政府は(2024年1月10日現在)一度も被災地入りしていない。これでは被災地の実態を把握することは不可能だ。
そしてついに岸田が能登半島地震の被災地に入るという発表がされた。13日にも現地を視察する方向で調整していることが明らかになった。能登地震発生後、首相が被災地入りするのは初めてである。

れいわの山本太郎とウーマン村本の主張
山本太郎とウーマン村本

©sirabee.com

奥能登に真っ先に入ったのはれいわの山本太郎だ。被災地視察を控える岸田首相を猛批判し、自身は松葉杖で能登に入り2日間聞き取りを続けてきた。被災地を見て感じたことを述べているのだがSNSでは山本太郎への叩きが凄まじい。
勧められて炊き出しのカレーを食べたということで『被災者の分がなくなったらどうするんだ』と。(叩いている側の稚拙さがこの国の民度をよく表わしている)

これに対し被災地支援を行ってきたウーマン村本がすかさずフォロー。
「大きな寸胴で大量に作る。余る時もある。そしてみんなで同じ鍋のものを食べると心が繋がる。叩いてるあなたはそういうことをやったことないから知らないと思うけど」と。

SNSではウーマン村本への叩きも長らく続いている。もちろんネット民たちの教養と民度の低さもあるのだが、金でネット投稿を操れる人間がいるということなのであろう。(これは憶測で書いているのではなく私は事実として認識している。)政府を批判する存在は悪だと国民にすりこませるために金が動いていることは紛れもない事実なのだ。

ドローンの禁止

そして今、能登へドローンを飛ばす事が禁止されている。表向きには捜索や救難活動などを行う有人ヘリコプターの妨げにならないようにするためとしているのだが。飛行ルートを確認しドローンを飛ばせるのなら現地の被害状況をポイントで把握することもできるであろう。禁止している理由として何か隠したいことがあるとしか思えない。

志賀原発について報道なし

志賀原発

©北陸電力

そしてマスコミなども報道しない志賀原発の被害について。冷却状態であったのは不幸中の幸いであるが、オイル漏れが指摘されている。1号機と2号機で外部から電気を受けるために使われている変圧器の配管が壊れるトラブルがあった。冷却のためのオイルが合わせて2万3000リットル漏洩したという。また外部電源の一部が遮断しているということで、放射能漏れについては実は判明できていない可能性もある。志賀原発についての被害は大きく報道されていない。

後手後手の政府への批判報道もなし

マスコミも政府の震災対応を批判していない。明らかに後手後手となっているにも関わらずだ。マスコミに勤務したことのある私から言わせると、政府対応の批判報道には何か規制がかかっているとしか思えないのだ。ボランティアの自粛は過剰なほどにアナウンスしているのだが。

声をあげよ!政治に関心を!

人命がかかっている災害時にまで政府は自分たちの利権だけを優先している。本当にこの国の政治は腐りきってしまっているのだ。私たちは今こそ目を覚まして声をあげるべきである。おかしいことにはおかしいと反論しよう。
政治の話はタブーではない。この国は昔から政治の話をタブー視する風潮があるが、政治に対してもっと声を高らかにするべきだ。
自民党は長年カルト宗教に依存し続け、我々の血税で裏金を工面し自分たちだけの私服をこやしてきた。教育を歪め報道を規制し、都合の悪いことが明るみになりそうなときはシュレッダーで流す。

これらは我々国民が徹底的に追及しなければならないことなのだ。本来の民主主義とは人々が政治に関心を持つことが重要であった。目を凝らすことでかろうじて成り立っているのだから。

最後に。私の大切な友人が七尾で被災した。家族は無事であったが家屋には住める状況ではないという。能登の人たちは平穏な毎日を過ごしていた。旅人にも優しく強欲な生活ではなく穏やかにずっと生きてきたのだ。

私たちにできることは限られているが、まずは知ることからはじめていこうではないか。そして今こそ声をあげよう。

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