保谷駅エリアレポート
保谷駅は、東京都西東京市東町三丁目にある、西武鉄道池袋線の駅です。駅長室の所在地は西東京市ですが、ホーム東側3分の1程は練馬区という珍しい駅です。2020年度は乗降人員47,517人にものぼり、西武鉄道全92駅中14番目に利用者の多い駅で、特にここ数年は増加傾向にある注目の駅です。
池袋との各駅停車は保谷駅からの始発・終電になっているため座っての通勤が可能なうえ、通勤急行、通勤準急の停車駅というのも魅力の一つです。
また、西武池袋線は、東京メトロ副都心線と有楽町線に直結しており、池袋はもちろん新宿、渋谷の主要都市へのアクセスがとても便利で、運が良ければ乗り換えなしで、直結便に乗ることもできます。また乗り換えがあったとしも、降りてから歩くこともなく、乗り換えもスムーズに行く事が出来るため非常に交通の便が良い駅であります。
どんな人が住んでいるのか
保谷駅周辺半径300メートル内にはどのような年齢の人が住んでいるか。国勢調査のデータを参考にしてみてみましょう。
総人口は833人です。西東京市の人口としては多くの人が住んでいるというわけでなさそうです。男女比をみてみると男性は394人で女性は439人と、女性の方が1割ほど多く住んでいる事が分かります。年齢層で見ていくと、20代から50代まで幅広い世代が暮らしています。75歳以上の人口が最も多くなっています。
世帯数もみてみましょう。
総世帯数は417世帯。単身世帯が199世帯で約半数を占めますが、2人世帯や3人、4人世帯のファミリー層も世帯数から見ると多く住んでいます。ここ数年は駅の利用者数も増えているので今後はますます世帯数が増える可能性があります。
保谷駅周辺の地価
東京23区内ではないため、保谷駅付近の地価は比較的安くなっています。公示地価を見ると、2013年は坪単価が88万円でした。一方2021年は104万3802円と、100万円を突破し15万円以上も上昇しました。
保谷駅ってどんなところ
保谷駅の周辺にはスーパー、ドラッグストアが何店舗もあり、値段も安く内容も充実しており、普段の買い物で困ることはほとんどありません。駅直結の西友は24時間営業のため帰りが遅くなっても安心です。
また、駅から少し離れると、住宅街が広がっており、近所さん同士仲の良さそうな風景をよく見かけるなど治安はとても良く、夜中に一人で帰宅でも怖いという事はなく、ファミリーでの生活も安心です。
駅からバスで吉祥寺まで一本で行く事ができ、池袋まで最短20分、都心にも1度の乗り換えの30分から40分で行け大変便利な駅です。
保谷駅付近のグルメ
保谷駅の南口から徒歩8分の場所には、2017年2018年の2年連続で百名店に選ばれている「そばきり すずき」というお蕎麦屋さんがあります。コストパフォーマンスが良く蕎麦の香りがとても良いと評判です。
もう1件保谷駅には百名店に選ばれているお店があります。北口から徒歩3分といる近くにあるケーキ屋さん「アルカション」 テイクアウトが中心ですが、店内にはテーブルと椅子も用意されており、ランチセットやワインを飲む事の可能です。
保谷駅の近くに百名店が2件もあり、近くに住んだ際は訪れたいお店です。
保谷駅エリアの子育てのしやすさ
保谷駅の周りには6園の保育園があります。どの園も少し駅から距離がある印象です。しかし幼稚園は5園ありそのうちの2園は駅近に位置しています。保谷駅の周辺は東側が練馬区、西側が西東京市と、住む場所によって補助なども変わる場合があるため注意が必要です。例えば、子供の医療費に関して、練馬区は15歳まで無料ですが、西東京市に入ると6歳から15歳は200円の負担があります。
保谷駅周辺は自然が豊富で公園も多く子どもは喜んで遊ぶ事ができます。特に駅近のあらやしき公園は広く、バザーや花火などのイベントもよく行われており、子育てパパ、ママは楽しみにしているようです。このようにファミリー層も多く保谷駅周辺は子育てしやすい環境といえるでしょう。
保谷駅は、始発駅のため座って通勤することができたり、バスはJR中央線方面の路線があったりと、便利な駅であり、駅周辺にはスーパーや食事処も多く大変住みやすいエリアです。治安も大変よく自然も多いのでファミリーにもお勧めできる駅です。
駅の利用者も増えているため今後、発展する可能性の高い保谷駅。是非一度検討してみてはいかがでしょう。
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