練馬区総合治水計画を改定しました

　流域対策を更に推進し、東京都が実施する河川・下水道の整備と連携して、1時間あたり75ミリの降雨に対応できるよう、計画を改定しました。

　本計画は、区の実施する対策として、河川や下水道へ流入する雨水を抑えるための「流域対策」、浸水から家屋等の被害を軽減する「家づくり・まちづくり対策」、区民の生命身体を守る「避難方策」を柱として構成しています。

　練馬区総合治水計画の策定にあたっては、区民意見反映制度に基づき、令和2年9月30日から令和2年10月20日までの期間でご意見を募集し、23件のご意見をいただきました。貴重なご意見をいただき、ありがとうございました。

　練馬区総合治水計画の全文および概要版は、ダウンロードしていただくか、各区民事務所（練馬を除く）、各図書館（南大泉図書館分室を除く）、区民情報ひろば（区役所西庁舎10階）、計画課（区役所本庁舎13階）でご覧になれます。

　区では、令和19年度（2037年度）までに725,000立方メートルの雨水を貯留・浸透させる施設（雨水流出抑制施設）の整備を目標としています。
　令和元年度末時点で、庁舎、学校、道路、公園などの公共の施設で235,015立方メートル、民間施設等で313,913立方メートル、合計548,928立方メートルの雨水流出抑制施設を整備しました。

　水害を未然に防ぐためには、区民のみなさま一人ひとりが水害に対する意識を持つことが重要です。ご理解とご協力をお願いします。