中村橋の古本屋「古書クマゴロウ」へ、本との偶然を探しに

西武池袋線の中村橋駅から、サンツ中村橋商店街を歩くこと約2分、通りの右手に現れるのが「古書クマゴロウ」です
店先まで本棚やワゴンが並ぶ姿は、昔ながらの町の古本屋そのものです。気取った雰囲気がなく、散歩や買い物の途中でもふらりと立ち寄れます
お店自身も、誰でも気軽に入れて楽しめる町の古本屋を掲げており、「おっ」と思える本のタイトルやジャケットが店主のセンスを感じます




ジャンル分けがきれいで本を探しやすい

店内に入ってまず感じるのは、本の探しやすさです
古本屋というと、棚からあふれた本が複雑に積み重なり、どこから見ればよいのか迷ってしまう店もありますが、クマゴロウの棚はジャンルごとにきれいに整理されています

文庫、新書、小説、文学、歴史、民俗、音楽、映画、美術、料理、手芸、宗教、オカルト、漫画など、取り扱う分野はかなり幅広いものの、棚の流れが分かりやすいため、
目当ての一冊を探す人にも、何となく棚を眺めたい人にも親切なつくりです。

何といっても一番の魅力は、特定の本を探しに行くのではなく「ちょっと気になる本」と出合える。そんな新しい発見がある古本屋なのです。

新しい本と出会える楽しさ

きれいに整理されているからといって、古本屋ならではの偶然の出会いが失われているわけではありません
興味のある棚を見ているうちに、隣の分野の背表紙が目に入り、予定になかった本まで手に取ってしまう。
そんな古本屋らしい楽しみもしっかり残されています
店頭には手頃な価格の均一コーナーも用意されており、普段は選ばない作家やジャンルを気軽に試せるのもうれしいところです

若い店主の豊富な本の知識

店主は若い印象ですが、本について尋ねると、その知識の深さにびっくりします。詳しいからといって話しかけにくい雰囲気はなく、相談したいときには丁寧に応じ、静かに見たいときにはそっとしておいてくれる。そのほどよい距離感も、クマゴロウの魅力です。

心地よい音楽が流れる落ち着いた店内

店内には穏やかな音楽が流れ、本を選ぶ時間を邪魔しません。
少しレトロな棚や積み重ねられた本、落ち着いた照明、静かな音楽(ジャズやクラシックが多めの印象)が合わさり、外の商店街とは時間の進み方が少し違うように感じられます。
昔ながらの古本屋らしさを残しながらも、入りにくさはありません。長時間いても疲れにくく、じっくりと棚を眺めたくなる心地よい空間です。

本との偶然を楽しめる中村橋の小さな居場所

ネットで題名を検索し、欲しい本だけを買うのは便利ですが、知らなかった本と出会う楽しさは町の古本屋ならではです。
古書クマゴロウは、本を探す場所であると同時に、静かで心地よい時間を過ごせる中村橋の小さな居場所でもあります。
通勤や買い物の帰りに少しだけ遠回りして、棚に並ぶ背表紙を眺めてみてはいかがでしょうか。思いがけず、長く手元に置きたくなる一冊と出会えるかもしれません。

お店からの公式X

Xなどで見かけた本などは連絡すればお取り置きしてくれるとのことです。
私も、こち亀約100冊をXで見かけ、お取り置きしてもらいました。

クマゴロウ通信もおすすめ

レジ付近にある「クマゴロウ通信」もおすすめです。
結構おもしろいです。

店舗情報
練馬区は西武池袋線「中村橋駅」の気軽で庶民派な古本屋です。
駅改札を降りて左側に見えるサンツ商店街を直進2分。
【営業】11:00~20:00 月・火曜定休
Tel 03-5848-9560
Mail: kosyokuma-9560@grace.ocn.ne.jp
お問い合わせはメール・お電話にて承ります。
東京都練馬区貫井2-2-10

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