【豊島園】田島十一ヶ寺(練馬十一ヶ寺)の見どころは?御朱印のお取り扱いは?

浄土宗田島十一ヶ寺(練馬十一ヶ寺)





豊島園駅より徒歩1分の豊島園通り沿いにあります。十一ヶ寺とは、迎接院、本性院、得生院、九品院、林宗院、稱名院、受用院、仮宿院、宗周院、快楽院、仁壽院の11の寺院の俗称です。もともとは、誓願寺(現在は府中市)の塔頭寺院でした。
誓願寺は江戸時代の初めに小田原から江戸神田へ、さらに明暦三年(1657年)の明暦の大火後、浅草田島町に移転しました。この頃は幕府から朱印三百石を与えられ、檀家には豪商も多く十六院もの塔頭寺院を持つ大きなお寺でした。明治以降、各塔頭寺院は本坊の誓願寺から独立し、大正十二年(1923年)の関東大震災後に十一の塔頭寺院がこの地に移転してきました。
寺院それぞれの敷地は広くなく、一つのお寺をお参りする分にはさほど時間はかかりません。しかし全十一ヵ所、墓地までじっくりまわるとなると時間がかかるかもしれませんね。
墓地には、本草学者として名高い小野蘭山や、書道家・篆刻の名人として有名な池永道雲の墓をはじめ、札差として権勢を誇った青地善春一族、名優のきこえ高い初代沢村宗十郎らの名墓があります。

阿弥陀如来坐像


参道を直進すると正面に見えます。

1687年に造立されました。関東大震災では難を逃れ、昭和二年に十一ヶ寺の守護仏として安置されました。宗祖法然上人八百年大遠忌を記念し、平成二十四年に修繕、三百有余年の法灯を守ります。<案内板より>

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