【保谷】こだわりのかき氷専門店「スノウドロップ」

暦の上では、すでに秋ですが、まだまだ残暑が厳しい日が続いています。
そんな日は、美味しいかき氷を食べたくなります。
今日は、練馬駅から電車で10分くらいに位置する「保谷」にあるかき氷専門店
「スノウドロップ」さんを訪れました。

保谷駅南口を出て、15分ほど歩くと「スノウドロップ」さんはあります。
民家の中にあるので、分かりにくいように感じますが、目印の看板があるので見つけやすいです。

「氷」の文字が涼しさを誘います

天然水のかき氷。
どんなかき氷なのでしょうか？
楽しみです。

さらに進むとお店の前に到着しました。
店名のとおり可愛らしい装飾ですね。

可愛らしい装飾がお出迎えです。
お声かけをすると、笑顔でお出迎えをしてくれました。
店内は、手作りの品々が展示されています。
こちらは、オーナーである「いなさん」の旦那様の作品です。
近々工房がオープンするので、準備に追われています。

ご夫婦とても仲が良く、協力的な旦那様とのことです

他にも別の作家さんの作品やジャムにドレッシングなど、どれも素材を厳選した食品が並んでいます。店内で購入可能です。
ランチにも使われることもあり、購入されるお客様も多いそうです。

思わず手にとりたくなる色彩ですね

お昼をまだ食べていなかったので、ランチも頂くことにしました。
メニューは、一択ですが、お子様メニューも用意してあるので、お子様連れのお客様には、有難いです。

本日のランチメニューはこちらです

・冬瓜の吸い物
・ナス、ゴーヤなどの夏野菜南蛮煮
・ごぼうのマリネ
・サラダ(しそドレッシング)

夏野菜は、茄子、赤キャベツ、ピーマン、ゴーヤなどが入っており、かなり辛めでした。
夏バテ防止になりますね。
冬瓜の吸い物は、生姜が効いており、こちらも滋養強壮に一役かいそうです。

お野菜は、すべて練馬区の農家さんから、直接購入しています

オーナーである「いなさん」は、練馬区出身の方ではないのですが、今年で在住十年以上になります。
練馬区ののどかな風土と人の温かさに惹かれて、お店をオープンしたのが6年前。
何のツテもないところから、自分の足で、周り、農家さんとの交流を深めていったそうです。
心が折れそうな時は、地域のコミュニティに参加し、勇気づけられ、今があると何度も仰っていました。
人との結びつきを何よりも大切にされています。だからこそ、長くお店を長く続けていられるのかも知れないですね。

そして、お待ちかねスノウドロップ名物、天然水を使ったかき氷です。
南アルプスの氷を使っており、味はお墨付きです。
オーナーの「いなさん」いわく、「氷は繊細なもの」だそうです。
扱い方を間違うと味は、半減してしまい、せっかくの名水が台無しになってしまうのだとか。
そして、自ら南アルプスへ出向き、氷職人の元で修行をするのです。
かき氷は、ご家庭もつくれるシンプルなデザートだからこそ、奥が深く極めるほどに氷への愛情がわくそうです。

今回は、スノウドロップ一押しかき氷である「赤すももと黄色すもも」のかき氷にしました。
こちらは、女性に非常に人気のあるかき氷で、二つのすももの味の違いを楽しんで欲しいとのことでした。

★女性一番人気

見ためも綺麗なかき氷ですね。
ひとさじスプーンですくってみましょう。
氷って、硬いイメージがありますが、とても柔らかいのです。

黄色は、やや酸味があり、赤色は甘く、これは女性好みなのも頷けます

断面もとても綺麗です。

すもものピューレも入っていて、果物の食感も味わえます。
こちらのすももは、山梨県産になります。

スノウドロップさんは、民家を改造しての小さなお店ですが、連日地元のお客様で賑わっています。小さなお子様連れのママさんが多いことから、お子様メニューもあったりと気遣いがあります。
また、印象的だったのは、小さなお子さんは、無邪気なあまり、じっとしていられないので、他のお客様への配慮がお店側としては、重要になります。
そんな時、ご協力を得るために優しい声かけをしていました。
その言葉は、お店にいるすべての方が、心地よい時間を過ごせるようにとの心配りある対応でした。
優しい空気が流れました。

そんな地域の方に愛されているお店は、交流スペースとしての場も提供されています。
ワークショップや、勉強会など用途は様々です。
秋の演奏会や読書会なども素敵ですね。

特にお申し込みに制限などはなく、どなたでもOKとのことでした。

詳しくはオーナーの「いなさん」にお問合せして頂ければと思います。

まるで、仲の良いお友達の家を訪れたような店内です

人気店なので、予約必須です。
ご予約は、お電話かもしくは店内ホームページからご連絡ください。

https://www.cafe-snowdrop.com/

イベントや予約枠なども確認できます。

いつも賑わっているので、ご苦労があるのでは？との問いに「いいえ、毎日楽しいです。お客様の笑顔が何よりの励みになります。」と即答で返ってきました。

左がオーナーの「いなさん」。
お隣りがパートーナーの「ひらのさん」。
とても仲が良いので、ご友人同士かと思いきや、「いなさん」の信念に共感し、一年前からお店を手伝ってくれているそうです。

今後は、練馬区だけでなく、多くの方々にも訪れて欲しいそうです。
「駅から少し歩くので、お年を召した方などは、来づらいのではと心配です。」とのことですが、散歩がてら新鮮なお野菜やかき氷を食べに来る楽しみになるのではないのでしょうか？
また、「いなさん」は、ご結婚前は、福祉施設で働いてらしたので、そのあたりの気配りは、慣れたものなので、安心していらしてくれればと思います。

練馬区保谷に咲くかき氷のお店スノードロップ。
素敵な笑顔の女性お二人に逢いに来てください。