
大泉町1丁目|やぶ重で昭和を感じる
「開けっ放しにしてんじゃねーよ。冷気が逃げっちゃうだろ!」
奥から聞こえる怒号に多少ひるんだが、理由はこうだ。
以前、飲み友から紹介してもらった。「大泉にいい蕎麦屋があるんですよ」と。
蕎麦っ食いの私は二つ返事で「一度一緒に行ってみよう」と提案し、翌日の昼に訪問した。






結論から言うとめちゃくちゃうまい。うますぎる。
キリっと冷えた蕎麦。
蕎麦は、ほどよく長くのど越しも良い。
久々にうまいそばを食べた気がする。
何より蕎麦湯が濃くねっとりしていて私好みだった。
蕎麦つゆに、薬味のネギと七味を少し加えて蕎麦湯を入れて締めでいただく。
”これは近日中に再訪確定だな”
と強く思い店を後にした。
その1週間後の土曜日の夕方、あの蕎麦屋に行こうと思い歩いて店に向かった。
気が焦っていたせいか夜の部の開店が17時だったのを知っていたが、到着は16時45分だった。
スマホをいじりながら時間をつぶしていた。
が、17:05になっても開店しない。
「妙に変だなー」
と声にして、何度か店内をのぞいてみたが、奥の厨房で店主と1人の年配スタッフがなにやら作業をしている。
”まあ多少の誤差はあるよな”
と思い、さらに10分が経過した。
これはさすがにおかしいと思い、店に電話をかけた。
私「夜の部って何時からでしたっけ」
年配スタッフ「17時からですよ」
私「では今は空いてますね」
年配スタッフ「えっあっ今から開けますよ」
私「わかりましたー」
電話を切り入り口で待っていると年配スタッフが、私の為に手動のドアを開けてくれて、
店内にエスコートしてくれた。
入り口付近で、もたついている私に年配スタッフが「遅れてすいませんねでしたね」とつぶやいた時だった。
「開けっ放しにしてんじゃねーよ。冷気が逃げっちゃうだろ!」
というわけだ。
いずれにせよ「店主が悪い」事を伝えたいのではなく、大泉にうまい蕎麦屋があるということを伝えたい。
これから入ってくる客の事を慮って、店の冷気を大事にしたかった店主、そして小さな気遣いをしてくれた年配スタッフに感謝。


春菊とかぼちゃの天ぷらはおすすめ
いずれも150円
また、行きます。
住所:東京都練馬区大泉町1-40-14
電話:03-3921-4607
ポイント:出前あり
駐車場:店の前に3台あり


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