小百合「核兵器のない世界を」 「被爆者の声をうけつぐ映画祭」で訴え
女優の吉永小百合(73)が14日、東京・練馬区の武蔵大学江古田キャンパス大講堂で開催中の「被爆者の声をうけつぐ映画祭」に参加し、トークショーを行った。
「映画は、ヒロシマ・ナガサキをどう伝えてきたのだろうか?」をテーマに12回目を迎えた同映画祭。
渡哲也(76)との共演作「愛と死の記録」(監督蔵原惟繕、66年公開)がセレクションされ、その上映を前にドキュメンタリー映画監督の宮崎信恵氏との対談の形で当時の思い出などを語った。核廃絶を訴えて、原爆詩の朗読会をライフワークとする吉永は「原爆ドームや原爆病院でも撮影を行いました。原爆のことを初めて知ったのがこの作品です。核兵器のない世界をつくれるように皆さんと一緒に行動していきたい」と満員の観客に向けてアピールした。
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