【神奈川】わいせつのNPO男(36)に懲役12年 自然教室などで小学生男児40人余りにわいせつ行為
05月22日 12時34分
NPOが開いた自然体験教室に参加した小学生ら40人あまりにわいせつな行為や動画の撮影を繰り返した罪などに問われているNPOのスタッフだった36歳の男について、横浜地方裁判所は「スタッフの立場を利用した犯行には常習性があり悪質だ」として懲役12年の判決を言い渡しました。
東京・練馬区のNPO「自然体験活動支援センター」のスタッフだった開發哲也被告(36)は、おととしまでの5年間に、NPOが開いた自然体験教室の宿泊先で、参加した小学生の男子児童の体をさわったりわいせつな動画を撮影したりするなど、あわせて46人の小学生の男子児童らに対する強制わいせつの罪と児童ポルノ禁止法違反の罪などに問われています。
これまでの裁判で検察は懲役15年を求刑していました。
22日の裁判で横浜地方裁判所の片山隆夫裁判官は「校外教室やツアーにスタッフなどとして参加し、寝ている児童にわいせつな行為を繰り返した犯行には計画性や常習性があり、悪質だ」と指摘し開發被告に対し懲役12年の判決を言い渡しました。
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