石神井公園駅周辺のまちづくり

石神井公園駅周辺は、「みどりの風吹くまちビジョン」において主要拠点、「都市計画マスタープラン」において地域拠点に指定され、公共機関や商店も多く立地し、周辺住宅地を含めた地域の中心的役割を果たしながら、都立石神井公園の玄関口として、多くの来街者を迎える役割を担っている地域です。

しかしながら、踏切による慢性的な交通渋滞、路線バスが相互に行き交う商店街、駅前広場の整備、密集住宅地の改善、商店街の活性化および駅前の顔づくりといった多くの課題を抱えており、かねてから改善の声を多く頂いてきた地域でもあります。

平成14年4月、このような状況に対応するために、地元区民の方々を中心に構成された「石神井公園駅周辺地区まちづくり協議会」より区長へ提言書が提出されました。
これを受け、区は平成15年6月に「石神井公園駅周辺地区まちづくり全体構想」を策定し、段階的に整備を進めていくこととしました。

平成24年5月には「石神井公園駅南地区地区計画」を策定し、平成27年3月には西武池袋線の高架化による踏切の解消や、南口駅前広場の整備により、南北の自由往来が実現するなど、段階的なまちづくりが一歩ずつ着実に進んできているところであります。

今後も、地元区民の皆様との連携を図りながら、目標とするまちなみの実現に向けた取り組みを行ってまいりたいと考えております。

石神井公園駅南口西地区では、関係権利者の方々により設立された市街地再開発準備組合により、市街地再開発事業に関する検討が進められています。
区はこれまで、市街地再開発事業の検討状況を地域の皆様にご報告するため、平成28年度から平成30年度にかけて、検討状況報告会を開催し、ご意見を伺ってまいりました。
このたび、これまで頂いたご意見等を踏まえ、石神井公園駅南口西地区第一種市街地再開発事業および関連する都市計画の素案を作成しましたので、説明会を開催し、地域の皆様に対して、内容のご説明をします。
※11月1日、2日に開催した説明会では、補助132号線周辺のまちづくり等に関連する都市計画の素案の内容を説明しましたが、今回は、市街地再開発事業に関連する都市計画の素案の内容を説明するものです。

石神井公園駅南地区では、補助132号線の事業の進捗に伴う周辺地区におけるまちづくりのルール化、商店街通りの街並み整備、西武池袋線高架化に伴う高架下利用のルール化等について検討を進めてまいりました。
これらの検討結果を踏まえ、石神井公園駅南地区地区計画および関連都市計画の変更素案を作成し、素案説明会を令和元年11月1日、2日に開催しました。
お忙しい中、ご来場いただきありがとうございました。

補助132号線周辺地区において、地区内の居住者または地区内の土地・建物所有者を対象に、意見交換会を開催しました。

第3回石神井公園駅南口西地区市街地再開発事業検討状況報告会を平成30年10月26日、27日に開催しました。