令和3年度人権週間行事「人権週間映画会」
12月4日から12月10日は人権週間です。
1948年12月10日、人間の尊厳や自由、平等をうたった世界人権宣言が国連総会で採択されました。
これを記念し、この日は世界人権デーと定められ、日本では、世界人権デーを最終日とする1週間を人権週間と定めています。
私たちは家庭や地域、職場、学校などで、多くの人と関わり合いをもって生きています。その中で、一人ひとりが自分らしく生きていくためには、「互いを尊重し、認め合うこと」が大切です。
私たちの身の回りでは、いじめや虐待、外国人への差別的言動、インターネット上での誹謗(ひぼう)・中傷、配偶者への暴力など、相手の人権を考えない行為が後を絶ちません。
人権週間の催しに参加し、人権について考えてみませんか。
映画「きみはいい子」上映
(C)「きみはいい子」製作委員会
誰もが、人に傷つけられ、人に救われながら生きている。
人と人とのつながりから生まれるささやかな「しあわせ」を描く、再生と希望の物語。
まじめだが優柔不断で問題に真っ正面から向き合えない学校教師・岡野。自分の娘に手をあげ自身も親に暴力を振るわれていた過去をもつ雅美。認知症の兆しにおびえる独居老人・あきこ。悩みや問題を抱えながら生きる彼らが、さまざまな局面で交差しながら、人と人とのつながりに光を見いだし小さな一歩を踏み出すさまを、「そこのみにて光り輝く」の呉美穂監督が丁寧に映し出す。現代社会が抱える、こどもと大人をめぐる複雑な問題を盛り込みながらも、本作の根底に流れるのは「人が人を愛するとは」というシンプルで普遍的なテーマだ。手を差し伸べてもらえること、抱きしめられることの「しあわせ」は、他者との関わりなしには生まれない。主人公たちが新たな“気づき”を得て前に向かおうとする姿は、希望にあふれ、そしていとおしい。
2015年
日本映画
上映時間121分 (注釈)日本語字幕・音声ガイド付き
監督:呉美保 脚本:高田亮 加藤卓哉 原作:中脇初枝「きみはいい子」(ポプラ社刊)
キャスト:高良健吾 尾野真千子 池脇千鶴 高橋和也 喜多道枝 黒川芽以 内田慈 松嶋亮太 加部亜門 富田靖子
中学生の人権作文の発表
映画上映に先立ち、区内中学校生徒による人権作文の朗読があります。東京法務局および東京都人権擁護委員連合会の主催により「全国中学生人権作文コンテスト東京大会」が開催されます。今年度、中学校から寄せられた応募作品の中から練馬区の代表作品として選定された二作品を発表します。
日時・会場
令和3年12月11日(土曜)午後2時から午後4時30分(午後1時30分開場)
練馬文化センター小ホール(つつじホール)
参加できる方
練馬区内在住・在勤(在学)の方
電子申請・ハガキ・FAXによる事前申込み制 入場無料 定員250名(予定) 全席指定
応募者多数の場合は抽選とさせていただきます。
(注釈)ハガキの料金は63円です。旧料金のハガキを利用する場合は、不足分の切手を貼ってください。
申込方法
電子申請・ハガキ・FAXいずれかの方法でお申し込みください。
- 電子申請でお申し込みの方(東京共同電子申請・届出サービス)(外部サイト)
- ハガキまたはFAXでお申込みの方
- 「人権週間映画会」
- 申込代表者の氏名(ふりがな)・住所・電話番号
- 申込人数
- 参加者全員のカナ氏名
を記入の上、令和3年11月26日(金曜)必着
〒176-8501 区役所内 人権啓発担当係へ
抽選結果は12月6日までに申込代表者にハガキでお知らせします。
保育室(1歳以上の未就学児対象、定員8名)の利用をご希望の方は
- 「保育室利用希望」
- お子様の氏名(ふりがな)・年齢
もあわせてご記入ください。
車いす席(定員4席)、難聴者用イヤホン、映画の音声ガイド(視覚障害者の方などのために映画のシーンを音声で説明するレシーバー)、手話通訳・要約筆記を見るための優先席の利用をご希望の方は、希望するものをご記入ください。
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