【武蔵高等学校中学校】武蔵はホームグラウンド、馬渕俊介氏が母校で講演「激動の時代で革新を起こすはいつも若者」 — 創立101周年記念講演会 —
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武蔵高等学校中学校(東京都練馬区/校長:杉山剛士)では、2023年4月14日(金)、創立101周年記念講演会を大講堂で開催しました。講演者は、本校70期卒業生である馬渕俊介氏(グローバルファンド 保健システム及びパンデミック対策部長)。
馬渕氏は、先日の東京大学入学式で祝辞を述べるという大役を務められましたが、開口一番に「武蔵はホームグラウンドだから、気兼ねなく、ざっくばらんに何でも聞いて欲しい」と笑顔で話をスタート。「激動の時代で革新を起こすのはいつも若者」であることから、自分の人生を自分で創り、切り拓いていく ために大切な4つのメッセージを自身の経験を織り交ぜながら話をされました。
「自分の人生を自分で創り、切り拓いていくために大切な4つのメッセージ」 (馬渕俊介 氏より)
1.夢を探し続けて行動し続ける人しか見つけることはできない
2.経験やスキルを自分だけのユニークな組み合わせで持って、オンリーワンになる
3.日本人特性の緻密な計画力と結果を届ける力、感情訴求に長けている点は文化の違う国でリーダーシップの発揮に役立つが、そのためには欧米流のビジョンを語る力、白黒つける力、主張する力を身につける必要がある
4.限られた人生でなりたい自分になれないリスク、行動を起こさずに現状に留まることのリスクを考える
馬渕氏は、「人生を日に換算すると30,000日しかない、既にみなさんは4,400〜6,000日経っている」ことを強調され、「いくつかの挫折や後悔も経験したが、夢を持って心震える仕事をするために、自分が好きなものを探し続けて欲しい、楽しむことが一番の原動力になる」とも伝えられました。
講演後には、「AI技術の発達によってなくなる仕事」「大切にしている価値観」「人の幸せとは」「リーダの在り方」「失敗から得た教訓」 「外国人とコミュニケーションをとる上で大切なこと」など、多数の質問があり会場は大いに賑わいました。
馬渕 俊介 (まぶち しゅんすけ)氏 略歴
グローバルファンド(世界エイズ・結核・マラリア対策基金)保健システム及びパンデミック対策部長。1996年(第70期)武蔵高等学校中学校卒業。2001年東京大学教養学部卒業後、国際協力機構(JICA)、マッキンゼー・アンド・カンパニー、世界銀行などを経て、2018年からビル&メリンダ・ゲイツ財団副ディレクター、2020年10月から半年間、コロナ対応検証の独立パネルの事務局に参画し、提言の取りまとめを担当。2022年3月からグローバルファンドで、途上国の保健医療システムとパンデミックへの備えの強化を担当する部局の長を務める。2007年ハーバード大学ケネディスクール公共政策修士号、2011年ジョンズ・ホプキンス大学公衆衛生修士号、2016年同博士号取得。
▼武蔵高等学校中学校・杉山校長ブログ「校長散歩」
511 創立記念講演会が復活しました(その1)−馬渕 俊介 さん講演−
https://www.musashi.ed.jp/blog/lal9br00000011z3.html
512 創立記念講演会が復活しました(その2)−馬渕 俊介 さん講演−
https://www.musashi.ed.jp/blog/lal9br0000001220.html
513 創立記念講演会が復活しました(その3)−馬渕 俊介 さん講演−
https://www.musashi.ed.jp/blog/lal9br000000124f.html
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