【社会】美人専門学校生を遺棄した男の“レイプ殺害計画”9枚のメモ
「お宅の娘さんが先月29日から登校していない」12月6日、東京・練馬区の学生寮に住んでいた谷口夏希さん(20)が通う医療系専門学校から、両親の元へと連絡があった。
驚いた父親が翌日、娘の学生寮の部屋を訪ねた。
施錠してあった部屋の鍵を開けて入ると、中は無人で、ベッドの上のシーツと枕にべっとりと血痕が付着していたという。
谷口さんの遺体が発見されたのは、福島県いわき市の健康ランドの駐車場。
スーパー銭湯を楽しむ人々の車に紛れて放置されていた。
乗用車の後部座席に寝かされ、布団が無造作に掛けられた状態だった。
「すぐに付近の防犯カメラの解析を始めた。
すると、12月2日に彼女のマンションに出入りする不審な男が映っており、翌3日午前3時頃には、この男が台車で“布団”をレンタカーに運び込んでいる姿が確認できた」(捜査関係者)
父親の通報から3日後の12月10日、冒頭の場所で遺体を発見。顔には複数の殴られた痕があったほか、側頭部にも複数の傷が残されていた。
この日の夜遅く、同市内で身柄を確保、死体遺棄容疑で逮捕されたのは、住所不定の熊澤義信容疑者(27)。
谷口さんの遺体を乗せたまま、彼女の故郷である長野県松本市などを回り、いわき市にたどり着いたことを自供、殺害も認めている。
「いわき市は、熊澤の出身地でした。地元高校を卒業後、郡山市にある理美容専門学校を中退。
その後、上京して池袋や新宿でホストになり、店を転々としていたようです」(全国紙記者)
2人の接点は池袋の飲食店。谷口さんがアルバイトをしていた店に、今年5月から熊澤容疑者も勤務していたのだ。
「従業員同士の恋愛は禁止だったんですが、熊澤が谷口さんを口説き始めたので10月にクビになりました。
それでも熊澤は、『好きになった』『聞き入れられなければ彼女を殺して、自分も後を追う』と、完全にストーカーと化していた。
熊澤は『付き合っていた』と供述しているようですが、一方的に思い込んでいただけです」(飲食店の同僚)
谷口さんの部屋には、熊澤容疑者が殺害の経緯などを記したとみられるメモが9枚残されているという。
直筆のメモには詳細な殺害方法や動機が残されている可能性がある。
警視庁では強盗目的もしくは強姦(レイプ)目的で抵抗されて凶行に走った可能性もあるとみている。
谷口さんはアイドル並みのルックスで、「何事にも前向きで、しっかりした子」(同級生)だったという。
一方の熊澤容疑者は、いかにもストーカーをしそうな風貌で、とてもホストには見えない。
こんな男に狙われた谷口さんは運がなかったとしか言いようがない。
ただ、11月28日以降の学生寮付近に設置された防犯カメラの映像には、殺害された谷口さんと熊谷容疑者が部屋に入る様子が映っている。
美人で性格も良く天真爛漫な谷口さんがなぜ熊澤容疑者を自宅に入れるような状況になったのか、
それほど親しかったということか、それとも脅されてのことだったのか、容疑者は現在厳しい取り調べを受けている。
2018年12月29日 1時0分 週刊実話
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