【韓国SBS】日本軍慰安婦被害者を素材にした漫画=『プル(草)』、日本で出版に
(え)
▲ 韓国漫画映像研究院提供
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『表現の不自由展・その後』が中断されて慰安婦問題に対する関心が高まる中、日本軍慰安婦問題を照らした作品が日本で相次いで公開されます。
日本軍慰安婦被害者であるイ・オクソンさんの生涯を描く、キム・グムスク作家の漫画『プル(草)』の日本語版の出版が推進されていると東京新聞が報道しました。
報道によれば、出版のために今月始まったクラウドファンディングで、当初の目標額である145万円を短期間で達成するなど、出版のための準備が順調に進行中です。
プル日本語版出版委員会の共同代表である池田 恵理子氏は、「慰安婦問題の解決を求めてきた市民の危機感が反映されたのか、多くの支援が集まっている」と述べました。
プル日本語版は480ページで出版される予定で、委員会は募金を続けて本の単価を下げる計画です。
池田共同代表は、「記憶こそ民衆の武器」と言いながら、「彼女(イ・オクソン)の言葉を記憶して伝えようとする人たちが次々と現れているが、プルの出版もその一つ」と述べました。
プルは、イさんの証言を基に日帝強占期の女性の苦痛を伝える作品で、韓国では2017年に出版されました。
進歩気質のフランスの日刊紙である『ヒュモニティ(ヒューマニティ)』が、最近プルを第1回ヒューマニティ漫画賞の授賞式で特別賞に選定しました。
日本軍慰安婦被害者のシム・ダルヨンさん(2010年死去)の生涯を素材にした絵本、『コッハルモニ(花お婆さん/クォン・ユンドク作)の製作過程を盛り込んだ韓国ドキュメンタリー映画、『描きたいこと(監督=クォン・ヒョ)』も日本で上映されます。
朝日新聞によれば、来月5日に東京 新宿区と同月12日に東京 練馬区で、11月4日に新宿区と合計4回にわたり上映される予定です。
ドキュメンタリー映画、『描きたいこと』はコッハルモニが韓国で2010年に出版された後、日本でしばらく出版できなかった状況などが盛り込まれています。
ソース:SBS(韓国語)
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