タイププロジェクト、TPスカイ コンデンスとTPスカイ コンプレスを発表
日本語フォントで初めて、ウエイト・コントラスト・字幅の3つの軸を提供
タイププロジェクト株式会社 (東京都練馬区 代表取締役社長 鈴木 功、以下 タイププロジェクト) は、抑揚サンセリフ体であるTPスカイの長体シリーズとして、「TPスカイ コンデンス」および「TPスカイ コンプレス」を発表し、本日より発売を開始いたします。
TPスカイ コンデンスとTPスカイ コンプレスは、ウエイト・コントラスト・字幅の3つの軸を持つ初めての日本語フォントです。表示適正の高いTPスカイに長体シリーズを加えることで、美しさとともに画面の空間効率も高め、未来のスクリーンに新たな文字表現をもたらします。
アウトラインの滑らかさに重点を置き、簡潔な文字描画によってフォントデータの軽量化を実現したTPスカイファミリーに長体シリーズが加わることで、5ウエイト、3コントラスト、そして3つの字幅の全45フォントが揃いました。
長体でデザインした真のコンデンス体であるTPスカイ コンデンスは、漢字と仮名ともに85%の長体率で設計し、コンプレスは70%の長体率で設計しています。コンデンス、コンプレスともに、フォルムとカウンターのバランスを丁寧に整え、画線の太さと文字の黒みを徹底的に揃えることで、サンセリフ体のフォントに期待されるフラットな質感を高いレベルで実現しています。
TPスカイ コンデンス
TPスカイ コンプレス
タイププロジェクトの代表取締役 鈴木 功は、「TPスカイファミリーでは、現代日本語に頻出するカタカナの品質をとくに念入りに磨き上げました。商品や会社のロゴタイプにそのまま使えるフォントになっていますので、画面のサイズや使用目的に応じて最適なウエイトやコントラスト、字幅をお選びいただくことで、UIメニューからデジタルサイネージまで、幅広い用途にきめ細かく対応することができると自負しています。5ウエイト、3コントラスト、そして3つの字幅。TPスカイファミリー全45フォントを十全にご活用ください」と述べています。
TPスカイは、本文と見出しやタイトルとキャプションなど、表示サイズや解像度に最適なフォントを選択することで、明朝体とゴシック体を用いることなく、高いレベルでの画面表示を実現します。ロゴをはじめ、名刺やカタログ、サイトや店舗などで使用するフォントをTPスカイで統一することで、ブランドイメージに一貫性を与えることができます。
■ 製品詳細
TPスカイ: http://typeproject.com/fonts/tpsky
全45フォント
5ウエイト : EL (エクストラライト)、L (ライト)、R(レギュラー)、M (ミディアム)、B (ボールド)
3コントラスト :ハイ、ミドル、ロー
3種類の字幅:TPスカイ(正体)、コンデンス、コンプレス
■ 販売価格(税込)
1ウエイト(ダウンロード版のみ):20,360円
5ウエイトセット (EL / L / R / M / B):ダウンロード版 91,700円
15フォントセット (5ウエイト×3コントラスト):ダウンロード版 256,000円
45フォントセット (5ウエイト×3コントラストx3種類の字幅):ダウンロード版 706,000円
■ 販売窓口
タイププロジェクト オンラインショップ:https://shop.typeproject.com/
■ Webフォント
REALTYPE.jp サブスクリプション: https://www.realtype.jp/
■ 製品仕様
文字セット: 9,498字(Adobe-Japan1-3に準拠)
フォーマット: OpenTypeフォントフォーマット
動作環境: Mac OS X、macOS、Windows 7、8 、8.1、10 (いずれも日本語版)
プレスリリースはこちらからダウンロードいただけます。
https://prtimes.jp/a/?f=d20509-20180418-5910.pdf
タイププロジェクト株式会社について
「文字の可能性を広げたい」それがタイププロジェクトの原動力です。2001年の創業以来、AXIS FontやTP明朝など、次世代標準を目指したベーシックなフォントを提供しています。また、企業のブランディングを促進するコーポレートフォント、都市のアイデンティティを表現する都市フォントなど、多彩な成果をあげています。「文字を通じて人々の生活をより快適に、より豊かなものにする」という企業理念のもと、新しい社会に必要な書体を開発する21世紀の文字カンパニーとして活動しています。
Web:typeproject.com
オラインショップ:shop.typeproject.com
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