「30分間、目を離した」4年前の乳児死亡事故で元保育施設長の女性(75)を書類送検 業務上過失致死容疑
4年前、東京・練馬区の認可外保育施設で生後6か月の男の子が死亡した事故で、警視庁はきょう、元施設長の女性(75)を業務上過失致死の疑いで書類送検しました。
2018年10月、練馬区東大泉の認可外保育施設「若草ベビールーム(閉鎖)」で、生後6か月の男の子がミルクを飲んで眠った後に死亡しました。
警視庁によりますと、解剖の結果、男の子の死因はミルクを吐いて喉に詰まらせたことによる窒息死の可能性が高かったということです。
警視庁はきょう、眠っていた男の子の呼吸状態を観察するなどの注意義務を怠って死亡させたとして、元施設長の女性(75)を業務上過失致死の疑いで書類送検しました。
職員が男の子をベッドにあおむけに寝かせたおよそ30分後に様子を確認すると、男の子はうつぶせでぐったりしていたということで、取り調べに対し、元施設長の女性は「事務作業をしていて、30分間、目を離してしまった」と容疑を認めているということです。
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