<江戸幕府>練馬大根献上の言い伝えを再現
江戸幕府の第五代将軍・徳川綱吉に練馬大根を献上したとされる言い伝えを再現する催しが18日、東京都練馬区北町で開かれ、綱吉らに扮(ふん)した一行が大根を積んだ車を引いて商店街を練り歩いた。
将軍になる前、かっけを患い練馬で養生していた綱吉は、庄屋の金兵衛が作った大根を食べると元気になり、将軍となった後も練馬大根を献上させた、といわれる。
催しは、伝説を地域活性化に生かそうと地元の3商店街が企画した。練馬大根の栽培は戦後に衰退したが、北一商店街の奥墨徹・代表理事(65)は「30年前のにぎわいが戻ってきたみたいだ」と商店街の復活に手応えを感じていた。【山本有紀】
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