「犯行のため購入」灯油や高圧洗浄機 原宿暴走の男
東京・原宿の竹下通りで軽乗用車が暴走し歩行者の男性8人が次々とはねられた事件で、警視庁に殺人未遂容疑で逮捕された日下部和博容疑者(21)=住所、職業不詳=が、レンタカーの後部座席から見つかった灯油や高圧洗浄機について、「犯行のために購入した」という趣旨の供述をしていることが3日、捜査関係者への取材で分かった。警視庁は詳しい経緯や動機を調べている。
捜査関係者によると、日下部容疑者は「高圧洗浄機を使って灯油をまき、火をつけようとしたが、うまくいかなかった」などと供述。「人が集まる場所を狙った。明治神宮を目指して上京したが、規制で入れなかった」「上野でも事件を起こそうとした」とも話しているといい、人混みを狙った無差別の犯行を計画していた可能性がある。
また、日下部容疑者が事件のおよそ1カ月前に自動車の運転免許を取得していたことも判明。警視庁は日下部容疑者が犯行を計画した時期についても裏付けを進めている。
事件は1日午前0時過ぎに発生。練馬区の男子大学生(19)が意識不明となるなど、19〜51歳の男性8人が日下部容疑者の運転する軽乗用車にはねられ、重軽傷を負った。
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