中学生に乱暴疑いで豊島区広報課長を逮捕 警視庁
東京都内の中学1年の女子生徒(13)に乱暴したとして、警視庁少年育成課は4日、強制性交の疑いで、豊島区役所政策経営部広報課長、高島武彦容疑者(56)=練馬区西大泉=を逮捕した。調べに、「はっきり覚えていない」と容疑を否認している。
逮捕容疑は昨年10月23日夜、都内の駐車場に止めた車内で、女子生徒に体を押さえつけるなどの暴行を加え、乱暴したとしている。
少年育成課によると、2人は事件直前、スマートフォン向けアプリ「ひま部」を通じて知り合っていた。同アプリは、中高生の利用者が多く、高島容疑者は当初、高校生を装って女子生徒に接触。その後、アプリの通話機能などを使って、「本当は37歳で1人暮らし」と虚偽の説明をしていた。
高島容疑者が「会いたい」「ドライブに行かないか」などと女子生徒を誘い出し、女子生徒の自宅近くで待ち合わせたという。
豊島区の高野之夫(ゆきお)区長は4日、「衝撃を受けるとともに強い憤りを禁じ得ない。事実だとすれば区職員として許されない行為で、被害に遭われた方とご家族のみなさまに深くおわび申し上げる。事実関係を確認し厳正に対処する」とのコメントを発表した。
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