小麦日記(小麦の作付・収穫体験事業)
都市に住む皆さんに農と触れ合う機会を提供し、練馬の農業や農地が持つ魅力を発信するため、東京あおば農業協同組合との共催で「小麦の作付け・収穫体験事業」を実施しています。参加者は、小麦の種まきから麦踏み、収穫、うどん作りまでを体験します。このページでは、「小麦日記」として日々の生育状況を随時お伝えいたします。
成長
4月5日(金) こんなところから小麦が! 天気:晴れ
▲少し離れた場所にポツンと…
畑を見に行くと見慣れない光景が・・・
参加者の皆さんと一緒に小麦を植えた場所から少し離れた場所に、ポツンと小麦が成長していました。なぜこんな場所に!!
手を加えていなくても、他の小麦に引けを取らず立派に成長した姿に、小麦の生命力のすごさを感じました。
▲太陽の日を浴びて、きれいな緑色に
3月26日(火) すくすくと 天気:曇り
▲背が高くなってきました
だんだんと暖かくなるにつれて、小麦も順調に成長しています。一か月前までは、草のような姿だったのが、茎が立ち、膝の高さまで大きくなってきました。
日に日に皆さんのイメージする小麦の形になってきたのではないでしょうか?
この時期は、もっぱら小麦の生育を妨げる雑草の草刈を行います。地味な作業ですが、こういった作業が良い小麦を育てるうえで大切なんだそうです。
麦踏み
2月14日(木) あっというまに・・・ 天気:曇り
▲きれいに根が戻っていました!
先日、参加者の皆さんで麦踏みを行って早10日余り。
小麦の様子を確認すると・・・ きれいに根が戻っていました!!
まるで麦踏みなんて無かったような光景に、あらためて小麦が持つパワーを感じました。
2月2日(土) 小麦は踏まれて強くなる!「第二回麦踏み」 天気:晴れ
▲麦踏みの様子
第二回の講習は、「麦踏み」です。
根の成長を促進し、寒さや乾燥に強くするため、麦の生育に不可欠な作業です。
かつては家族総出の大変な作業でしたが、近年では重機ローラーの活用により省力化が進んでいます。
<講習内容>
- 麦踏みの説明
- 麦踏み体験
▲麦踏み前の小麦
麦踏みの説明を聞いて
さぁ踏んでみましょう!
カニの横歩きでしっかりと・・
大きく育ちますように♪
雑草もきれいに抜いていただきました!
▲麦踏み後の小麦
担当者から
10月に種まきをして早3か月。昨年は、積雪の影響で順延した麦踏みですが今年は快晴に恵まれました!
しっかりと根を張っている麦を踏むのは、少しためらうところですが寒さや霜から守るために必要なこと。
参加者の皆様で、圃場(ほじょう)一面の麦踏みを頑張りました!
今回踏んだ麦は、1週間程度で元に戻るとのこと。まさに麦は踏まれて強くなる・・・
これからも麦の成長の様子に注目です!
1月18日(金) 今年もよろしくお願いします! 天気:晴れ
▲今年もよろしくお願いします!
新年最初の更新です。少し遅いですが、皆様明けましておめでとうございます!
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
小麦の成長を見てみると・・・勢いは緩やかになりましたが、少しずつ大きくなっていますよ♪
ここのところまとまった雨が降らず心配ですが、注意深く見守っていきましょう!
次回は2月の「麦踏み」体験です!
12月21日(金) 一面に緑色の絨毯(じゅうたん)! 天気:晴れ
一面に広がるみどりの絨毯(じゅうたん)!
参加者の皆さんで種をまいてから早2か月が経とうとしています。
圃場の様子は、まさにみどりの絨毯(じゅうたん)です!
高さは大体手のひら程でしょうか・・・ 年を越してからは麦踏みがはじまります。
来年無事に小麦が大きく成長しますようにっ! 皆様よい年をお迎え下さい!
手のひらぐらいの高さになりました!
来年無事に大きく成長することを願います・・
11月30日(金) 芽が大きくなってきました! 天気:晴れ
▲やや大きくなった芽
日が短くなり、朝晩の冷え込みも厳しくなってきました・・
種まきから約1か月です。圃場を覗くと・・・ 芽がはっきりわかるようになりました!
いよいよ明日から12月。寒さに負けずしっかりと根を張ってほしいと思います。
太陽の光をたくさん浴びて
芽が大きくなってきました
出芽
11月5日(火) 小さい芽を見つけたっ! 天気:晴れ
▲出芽した小麦
種まきから10日程度経過しました。
圃場を覗いてみると・・・
小さい芽が出ていました!
小さいながらもしっかりと根を張っています。
種まき
10月26日(土) 小麦の作付け・収穫体験事業スタート!「第一回種まき」 天気:晴れ
▲種まき前の圃場の様子
予報では雨の心配もありましたが、晴れ晴れとした青空の中、小麦の作付・収穫体験事業が始まりました!
第一回目の今回は、「種まき」です。
作付けする小麦の品種は、『さとのそら』という群馬や埼玉など多くの県で作付けされている推奨品種です。
<講習内容>
- 小麦についての説明
- 種まき
- 手押し種まき機(ごんべえ)の使い方
まずは挨拶から
JAの営農指導員から説明を受けて
早速、種まきスタート!
手で間隔を空けて種をまきます
広い圃場に、みんなで一緒に!
いいペースです♪
▲手押し種まき機(ごんべえ)
使い方について説明を聞きます
担当者から
雨天だと種まきは厳しいとのことで、事前の雨の予報に心配していましたが当日明け方から晴れ間が見え、絶好の天気となりました。
前日の雨で土に水分を多く含んでいたため、手押しの種まき機(ごんべえ)は残念ながら使用できませんでしたが、
参加者の皆様の手で、一粒一粒丁寧に種まきをしました。
また子どもたちは、思い思いに畑の土に触れたりゴロゴロと寝そべってみたりと、微笑ましい光景もみられました。
私自身も、はじめて種まきを経験させていただきました!これからの生育が楽しみです!
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