中村橋福祉ケアセンター(心身障害者福祉センター)の一部事業の中止について(注釈:卓球の休止)
中村橋福祉ケアセンターをご利用のみなさまへのご連絡
新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い、中村橋福祉ケアセンターにおける次の利用を中止させていただくことになりました。ご理解のほど、よろしくお願いいたします。
貸室にての卓球のご利用を中止とします。
施設の概要
目的
障害のある方の福祉の増進を図るため、各種の相談、機能回復訓練、日中活動支援サービスなどを行うことにより、社会生活への適応を高めること、また、講座・講習会事業、施設提供を行ない障害のある方の社会参加と自立の助長を図ることを目的とする施設です。
中村橋区民センター外観の画像
沿革
昭和54年8月 心身障害者福祉センター開設
平成25年1月 児童に関する事業は、こども発達支援センターとして、旧光が丘第五小学校に移転。
平成25年10月 中途障害者通所事業として、障害者総合支援法に基づく自立訓練(機能訓練・生活訓練)、地域活動支援センター事業を開始。運営は、社会福祉法人東京援護協会に業務委託。
令和2年4月 生活介護事業、相談事業、家族・地域支援事業の運営を社会福祉法人東京援護協会に業務委託。
施設名 中村橋福祉ケアセンター(心身障害者福祉センター)
- 所在地:練馬区貫井一丁目9番1号 中村橋区民センター内
- 電話:03-3926-7211
- ファクス:03-3970-5676
構造および規模
- 構造:鉄筋コンクリート造り3階建
- 敷地面積:3,858.98平方メートル
- 建物面積:3,435平方メートル
中途障害者支援事業
病院での治療やリハビリテーションを終えた高次脳機能障害等の中途障害者に対し、相談や機能訓練・生活訓練の通所訓練等を行い、地域でその方らしく暮らせるよう支援します。
高次脳機能障害とは…
脳卒中などの病気や事故などで脳が部分的に損傷を受けると、その損傷部位により特定の症状が出ます。身体のまひなどとは別に、思考・記憶・行為・言語・注意などの脳機能の一部に障害が起きた状態を高次脳機能障害といいます。
高次脳機能障害の症状は様々で、外見からはわかりにくく一人ひとり違います。
主な症状
- 段取りよく物事を進めることができない(遂行機能障害)
- 病気やケガの前のことは覚えているのに新しいことは覚えられない(記憶障害)
- 怒りやすくなった、引きこもりがちになった(社会的行動の障害)
- 話を理解できない、話そうとしても言葉が出てこない、文字が読めない(失語症)
- 気が散りやすい(注意障害)
- 目の前の空間の半分に注意が向かない(半側空間無視)
相談事業
高次脳機能障害等の中途障害者の通所訓練等の相談に対応します。
中途障害者通所事業
高次脳機能障害等の中途障害者の社会復帰や地域生活の充実を図るための訓練等を行います。
自立訓練(機能訓練)
- 対象となる方
練馬区在住で下記の(1)(2)を満たす、機能訓練の支給決定を受けた方になります。
(1)主に肢体不自由者で、高次脳機能障害等の症状のある方
(2)医療機関等での治療的リハビリテーションを終えた方
- 訓練内容
身体機能、認知機能、言語機能を改善するための訓練を行います。訓練を通して残存機能を活かした生活動作能力の改善をはかり、自立した社会生活を送れるよう支援します。
自立訓練(生活訓練)
- 対象となる方
練馬区在住で下記の(1)(2)を満たす、生活訓練の支給決定を受けた方になります。
(1)高次脳機能障害等の症状のある方
(2)医療機関等での治療的リハビリテーションを終えた方
- 訓練内容
認知機能、言語機能を改善するための訓練を行います。地域生活を営む上で必要な生活能力の向上を図りながら、社会参加に向けそれぞれの方に合わせたステップアップを目指します。
機能訓練・生活訓練共通
- 定員 1日各10名
- 利用期間 原則として1年間(必要に応じて更新あり)
- 利用日 月曜日~金曜日原則として週2回(日数についてはご相談に応じます)
- 利用時間 原則として10:00~15:00
- 利用料金
(1)障害者総合支援法に基づく利用者負担額(所得に応じた軽減あり)
(2)その他、訓練に必要な材料費や交通費などの実費負担があります。
- スタッフ
サービス管理責任者、生活支援員、看護師、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、心理技術員、嘱託医
- その他
(1)公共交通機関等を利用しての通所が困難な方に、通所バスによる送迎を行います。
(2)障害の状況を確認するために、主治医による診療情報提供書等の提出をお願いします。
※現在、介護保険で通所サービスをご利用の方は、ご相談ください。
地域活動支援センター事業
- 対象となる方
練馬区在住で下記を満たす、地域活動支援センター事業の利用決定を受けた方になります。
主に高次脳機能障害等の症状があり、治療的リハビリテーションや自立訓練等を終了された方
- 活動内容
意欲的に取り組める活動を通して生活リズムを整え、地域生活の再構築に向けて支援します。
仲間との交流や社会参加を促し、趣味的活動、レクリエーション等を行います。
- 定員 プログラムあたり10名
- 利用期間 原則として1年間(必要に応じて更新あり)
- 利用日 月曜日~金曜日
- 利用時間 原則として10:00~15:00
- 利用料金
(1)区が定める使用料(所得に応じた軽減あり)
(2)その他、活動に必要な材料費などの実費負担があります。
- スタッフ 生活支援員
- その他
障害の状況を確認するために、主治医による診療情報提供書等の提出をお願いします。
交流室
中村橋福祉ケアセンターの2階に交流室があります。区内の障害者、家族の方なら、どなたでもご利用できます(登録が必要)。交流室には、テレビやDVDプレーヤー、脳トレプリント、漫画等があります。定員や利用期間はありません。ふらっと立ち寄って、少し休憩したり、他の利用者との交流の場として活用ください。
- 利用日 月曜日~金曜日
- 利用時間 原則として9:00~17:00
- 利用料金 無料
- その他 利用は登録制です
家族・地域支援事業
(1)自主活動援助
中途障害者当事者や家族等の自主団体による、自主的サークル活動を支援するため、グループの活動、運営等についての相談・助言等の支援を行います。
(2)こーじーサロン
高次脳機能障害等のある当事者の居場所作りとして、毎月第1水曜日午後1時30分から「昼下がりのこーじーサロン」を開催しています。ご利用にあたり登録などは必要ありません。直接、中村橋福祉ケアセンターにおいでください。
(3)情報提供
中途障害者支援に係る有用な情報を収集し、自由に閲覧できるようにしています。
(4)地域支援
広く区民に対し、中途障害に関する知識の啓発を目的とした講演会等を開催します。
生活介護事業
特別支援学校卒業生などの18歳以上の方を対象に、日中活動支援サービス(東京都重症心身障害者通所事業を含む)を行っています。
施設提供等
障害者団体等の登録団体に施設の貸出および機器の貸出を行っています。詳しくはお問い合わせください。
貸出施設
活動室1・2・3、和室、集会室、機器室
登録団体(一部)一覧(当センターで活動中の団体の紹介です)(PDF:150KB)
受付時間は、午前8時30分から午後5時15分までです(土日祝日、12月29日から1月3日を除く)。
貸出機器(館外への貸出も可)
- プレクストーク(デイジー録音図書読取器)
- 移動式磁気ループ(聴覚障害者用の補聴器を補助する放送設備)
- 車椅子(緊急利用のための貸出)
講座・講習会
障害のある方の社会参加の促進、また福祉にかかわる人材の育成を目的として手話講習会・点字教室・障害者パソコン教室・IT支援者養成講座を実施しています。
平成29年度福祉サービス第三者評価の結果報告について
利用者調査の結果について(生活介護・機能訓練・生活訓練)(PDF:166KB)
区立施設における利用者満足度調査の結果報告について
令和元年度利用者アンケートにご協力いただき、ありがとうございました。
集計結果について、ご報告いたします。
※18歳までの発達相談等の業務については「こども発達支援センター」に移転しました。
お問い合わせ
福祉部 障害者サービス調整担当課 心身障害者福祉センター
電話:03-3926-7211
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