【練馬高野台】もったいないを無くそう!フードロス削減自販機

フードロスの現状

フードロス(食品ロス)とは、まだ食べることが出来る食べ物が廃棄される問題をいいます。農林水産省及び環境省の「令和元年度推計」によると、日本国内では570万トンの食品が廃棄されています。また、われらが練馬区の家庭から出た可燃ごみのうち、利用されずに捨てられてしまう食品は年間約1,700トンあるそうです。

もったいない。

食べられなくて困っている人もいます。食費の無駄にもつながります。ごみ袋の容量も圧迫します。ごみの埋立地にも限りがあります。
フードロス、いいことひとつもないのでは!?一人ひとりが「ごみを減らそう」と意識することが重要です。

フードロス削減のために家庭でできる取り組み

国内の取り組みとして、お料理レシピ投稿サイト「クックパッド」にて消費者庁の公式レシピが公開されています。
ついつい捨ててしまう野菜の皮や芯の部分や余りがちな食材のアレンジ方法など、約900品にものぼるレシピを紹介しています。
消費者庁のキッチン

練馬区の取り組みとしては、区のホームページにて区内生産量第2位のブロッコリーについて無駄なく消費するためのレシピ、買い物をする際の注意事項などを掲載しています。
そのほか、フードドライブ事業では、ご家庭で余っている食品を必要としている福祉施設等へ寄付する活動を実施しています。区のホームページによると直近のフードドライブ実施結果は、令和元年の10月~11月の1か月間で約430kgの食品が寄付されました。
※現在フードドライブ事業は新型コロナウイルス感染拡大防止の為中止となっています。
もったいないを行動に!~食品ロス削減に向けて~練馬区

外食をする際にも以下のことを気を付けることで、フードロス削減に繋がります。
・オーダー前に自分で食べきることが出来る量か確認をする
・少量メニューを選ぶ
・苦手な食材を抜いてもらう
・残してしまった料理を持ち帰る(お店に要確認)
など

フードロス削減自販機とは・・・?

練馬高野台にかわった自販機があるという噂を聞き、足を運んでみることにしました。

設置されている場所は西武池袋線の練馬高野台駅から徒歩10分程のところ。
駅から少し距離がありますが、白と緑ののぼりが目印になっていて遠くからでもわかりました。これが噂の自販機か・・・。

その名も「フードロス削減自販機」



お昼過ぎに到着したのですが、残念ながら売切れで商品の実物は見れませんでした。自販機に書いてある通り、早い者勝ちですね~。
この自販機では、スーパーやコンビニに並んでいるような菓子パンが販売されています。
驚くべきはその価格。1つ30円!消費期限間近の食品を扱っているため、大幅にお値引きされているのです。消費期限は当日中のため、購入したその日に食べる必要があります。
お支払いは現金のみ。
たった30円でお腹も満たすことが出来るし、フードロスの削減にも繋がるというまさにウィンウィンな自販機なのです。素晴らしい~!この価格なら子供のお小遣いでも手の届く金額なので、いい学びの機会にもなると思います。

この取り組みをされているのは、株式会社ナムコさん。創業45年以上の歴史ある食品自動販売機専門の会社です。

私はタイミングが悪く購入はできませんでしたが、1日に3,4回は商品の補充をされているようです。日によっては数量が少ない日や、販売のない日もあるようですので、Instagram、Twitterで販売状況をご確認のうえお越しください。
また、この近辺は大きなトラックの交通量が多いのでお気をつけてご訪問くださいませー!

株式会社ナムコ 中央支店

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Twitterでの反応

まとめ

練馬高野台駅のフードロス削減自販機をご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?地元練馬区でこのようなエコな取り組みがされているとわかって嬉しい限りです。
みなさまもお近くにお越しの際は是非お立ち寄りくださいませ~!私もまた近くを通る際に再チャレンジしてみようと思います!
株式会社ナムコさんのフードロス削減自販機が、この記事が、みなさまのフードロス削減について考えるきっかけとなれたら嬉しいです。

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