感震ブレーカーあっせんのご案内

 大地震発生後、地震の揺れにより、ストーブなどの熱を発する電気機器のそばに家財などが散乱し、その後、電気が復旧した際に出火にいたるケースがあります。このことを『通電火災』といいます。
 阪神・淡路大震災や東日本大震災では、この通電火災を原因とした大規模な火災が発生しました。
 通電火災の多くは、ブレーカーを落とさずに避難したことにより知らないうちに火災が起きてしまいます。

感震ブレーカーとは

 地震による通電火災に対する自助対策を進めるため、あらかじめ設定した地震の揺れ以上の揺れを感知した時に、自動的に電気の供給を遮断する器具が『感震ブレーカー』です。
 感震ブレーカーは、自宅を不在にする時や、ブレーカーを切って避難する余裕がない時に、通電火災を防ぐ有効な手段となります。
 感震ブレーカーを設置して、大切な家族や財産を守りましょう。

練馬区では「分電盤タイプ」と「簡易タイプ」の感震ブレーカーのあっせんをしています。

感震ブレーカーの特徴

「分電盤タイプ」

  • 漏電ブレーカーに信号を送って電気を遮断するので信頼性が高い。
  • 地震とほかの衝撃を区別するので、誤作動が少ない。
  • ブレーカーが落ちるまでに3分間の猶予があるため、夜間でも突然真っ暗にならない。

分電盤タイプの詳細は下記ご案内のチラシをご確認ください。

「簡易タイプ」

  • 電気工事の必要がなく、ご自身で簡単に設置できる。
  • 震度5強相当の揺れに作動する。
  • 比較的安価である。

簡易タイプの詳細は下記ご案内のチラシをご確認ください。

※注釈:チラシは、区民事務所(練馬を除く)、地区区民館、区民情報ひろば(区役所西庁舎1階)、区民防災課(区役所本庁舎7階)、防災学習センター(光が丘6丁目4番1号)などでも配布しています。

感震ブレーカーを展示しています


感震ブレーカー展示の様子

防災学習センター展示室では、あっせんを行っている感震ブレーカーを実際にご覧いただけます。

  • 場所:防災学習センター(光が丘6-4-1)
  • 時間:午前10時~午後6時(月曜日休館)

※注釈:月曜日が祝休日の場合は、翌平日を休館日とする。

関連資料

引用元:練馬区公式ホームページ

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