東京都立大学インテリアデザインスタジオとの産学共同プロジェクト(ニュースリリース)

〜「推し活」・「日本の感性」をテーマとしたリノベーションマンション販売開始〜

 大和ハウスグループの株式会社コスモスイニシア(以下、コスモスイニシア)は、東京都立大学システムデザイン学部インダストリアルアート学科インテリアデザインスタジオ(以下、東京都立大学インテリアデザインスタジオ)と共同で2021年11月からリノベーションマンションの商品企画に取り組み、このたび、「推し活」をテーマとした『エクレール石神井公園』と、「日本の感性」をテーマとした『パレ・ドール六義園北』の2室の販売を開始いたしましたのでお知らせします。




 コスモスイニシアは、「その空間で毎日、どのような時間をすごせるか」を大切に、住まう人のニーズの多様化に対応し、デザイン性や機能性など「すごしかた」という価値基準にこだわった空間づくりを推進しています。また、2千戸超のリノベーションマンション販売および10万戸超の新築マンションの供給で培ったノウハウや、ご入居者への「すごしかたインタビュー」を通して蓄積したお客さまの声を、リノベーションマンション「INITIA & Renovation」の住まいづくりに活かしています。
 さらに、「5年後の住まいのスタンダード」・「価値観が多様化する社会における住まいへのニーズ」に応える商品づくりに取り組んでおり、学生の自由な発想や大学での研究で得られた成果と、当社のノウハウや創造性を融合させることで、「多様性・変化する暮らしかた」を具現化した新しい住まいのかたちを提案したいと考え、東京都立大学インテリアデザインスタジオと共同で商品企画に取り組みました。

■ さまざまなアイデアの中から選ばれた2つのテーマ
 コスモスイニシアのリノベーションマンションの見学や、学生たちが感じている住まいに関する課題発見ワークショップを実施し、社会的意義・実現可能性の観点からアイデアを絞り込み、「推し活」と「日本の感性」の2つのテーマを選定。提案内容を具体化するためのフィールドワークを経て商品を企画しました。

●テーマ「推し活」:応援したい、育てたいなど、“好き”の捉え方や表現が広がった昨今。生活空間と推し活空間を切り分けることで、推し活に専念できる暮らしを提案いたしました。
●テーマ「日本の感性」:いわゆる“和風”の住まいではなく、環境や社会と共生する日本古来の生活風習や感性を、現代のマンションでの暮らしに再構成した住まいづくりをめざしました。
 コスモスイニシアは、今後もお客さまとその先にある社会に“一歩先の価値”を提供するため、さまざまな企業や大学等とのコラボレーションによる住まいづくりを推進してまいります。

■ 住む人を具体的に想定した商品企画・「推し活」をテーマとした『エクレール石神井公園』
 推し活を楽しむお客さま像をより具体的にイメージし、推しのイベントが多い池袋での街頭インタビュー等を通して、ニーズを整理し間取りや仕様に盛り込みました。

●想定するお客さま像
・推しがモチベーションの元になっている方
・仕事も充実していながら、プライベートでは推し活に専念するライフスタイルの方
・推しのイベントへのアクセスが良いエリアに住みたい方(池袋や渋谷等へのアクセス重視)

●リノベーションのポイント(想定するお客さまの住まいに対するニーズを反映)
1.生活空間と推し活空間を切り分けた間取り
→推し活に没入できる専用スペースがほしい。
2.特別な人だけが入れる隠れた推し活部屋
→推し活仲間とは語り合い楽しみたい一方、家族や知人には推し活をしていることは秘密にしたい。
3.推しに会うためにかわいくなっちゃう部屋(ワイドなメイクドレッサー付き)
→昨日の自分よりももっと可愛くなれるスペースがほしい。
4.推しの気配を感じ、拝むことができる飾り棚
→推し活グッズを飾れるスペースがほしい。
5.推しのメンバーカラーに合わせて部分的にアレンジ可能な内装(リビングドアはご希望の色に塗装)
→推し活グッズが映える内装や空間がほしい。メンバーカラーを部屋にも取り込みたい。

<部屋全体イメージ>

<間取り図>

<推し活部屋>

<かわいくなっちゃう部屋>

※鳥瞰図やイメージイラストは図面をもとに描き起こしたものであり、実際とは多少異なります。

●物件概要
物件名:エクレール石神井公園
所在地:東京都練馬区石神井町
アクセス:西武池袋線「石神井公園」駅 まで徒歩7分
間取り:2LDK
専有面積:48.27平方メートル
ホームページ:https://www.cigr.co.jp/pj/chuko/detail/?p=MCY003686&frm=input

■「日本の感性」をテーマとした『パレ・ドール六義園北』
●リノベーションのポイント
 もともと日本で大事にされてきた住まい方というのはどうだったのだろうか、という問いから、伝統的な住宅や古民家の調査研究を通して、空間の使い方や、季節に合わせた暮らしなどを大切にした住まいを考えました。

<大事にした3要素>
 障子や襖など、空間を仕切る「可動建具」、状況や機会によって使い分ける空間の形式「ハレとケ」(人をもてなす「ハレ」と日常生活を営む「ケ」)、同じ家の中であるものの別の空間として取り扱う「離れ」という要素を抽出し、現代の住まい方へと再構成しています。

<自然と暮らす>
 特に可動建具は空気を通す布張りや空間を仕切る板張りなどで仕上げており春夏秋冬に応じて変化させることができるものとしています。現代は空調によって室内環境がコントロール可能になり、四季を感じづらい空間となっているのに対して、季節によって服を変えるように衣替えをして暮らすことを提案しています。マンションでありながら、四季の移り変わりを感じることで、暮らしが豊かなものになると考えています。

<間取り図>

●物件概要
物件名:パレ・ドール六義園北
所在地:東京都北区中里
アクセス:山手線「駒込」駅 まで徒歩2分
間取り:2LDK
専有面積:112.87平方メートル
ホームページ:https://www.cigr.co.jp/pj/chuko/detail/?p=MCY003683&frm=input

 共同での商品企画においては、アイデア提案→商品化→販売促進→販売後の振り返りまでを1つのプログラムとして実施いたします。商品化後の販売時におけるプロモーションや販売促進については、「#推しかわ部屋」を付けたInstagram投稿コンテストを実施いたしました。また、「日本の感性」のリノベーションマンションは、雑誌への掲載を予定しています。

|東京都立大学システムデザイン学部インダストリアルアート学科インテリアデザインスタジオについて|
東京都立大学システムデザイン学部インダストリアルアート学科インテリアデザインスタジオでは、人間と社会と自然を結び付けながら、人々が健全に生きることのできる住環境を研究しています。さらに、造形を通した文化の創造と位置付け、身体と空間の関係性をデザインしています。床・壁・天井などの空間を仕切る要素に始まり、椅子・テーブル・棚・照明などの空間に配置されるものに留まらず、さらに物質として目に見えない、音・光・香りなどもデザインの対象としています。

|コスモスイニシアについて|(本社:東京都港区、社長:高智 亮大朗、HP:https://www.cigr.co.jp/)
コスモスイニシアは、新築マンション・一戸建、リノベーションマンションなどの住まいを提供するレジデンシャル事業、投資用・事業用不動産の開発・仲介・賃貸管理などを行うソリューション事業、ファミリー・グループでの中長期滞在に対応するアパートメントホテルなどの開発・運営を行う宿泊事業を展開しています。社会の変化とニーズの多様化とともに事業領域を拡大し、都市環境をプロデュースする企業へと進化を続けています。
私たちは、ミッション『「Next GOOD」 お客さまへ。社会へ。一歩先の発想で、一歩先の価値を。』 の実現に向けて全ての経営活動においてCSVを実践していきます。これからも、期待を超える安心や喜びをもたらす価値を追求し、商品・サービスの提供を通じて社会課題を解決するため、より多くの「Next GOOD」を、お客さま、社会と共に創ってまいります。

引用元:BIGLOBEニュース

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