【東京】猛スピードで背後から歩行者はねる 強い殺意か 原宿竹下通り暴走
映像
2019年1月3日 12時26分
元日、東京 原宿の竹下通りで車が暴走し歩行者が次々にはねられた事件で、警視庁が複数の防犯カメラの映像を分析したところ、逮捕された男の車は猛スピードで歩行者8人を無防備な背後からはね飛ばしていたことが分かりました。警視庁は強い殺意を持って車を暴走させたとみて調べています。
元日の未明、東京 渋谷区神宮前の通行止めとなっていた竹下通りを軽自動車が暴走し、歩行者9人をはねるなどして、このうち練馬区の19歳の男子大学生が意識不明の重体になっています。
警視庁が複数の防犯カメラの映像を分析したところ、殺人未遂の疑いで逮捕された住所・職業不詳の日下部和博容疑者(21)が運転する軽自動車は、ブレーキをかけることなく猛スピードで140m暴走を続け、けがをした9人のうち8人を無防備な背後からはね飛ばしていたことが分かりました。
現場にはブレーキをかけた痕はなく、衝撃で数メートル以上はね飛ばされた人もいたということです。
事件に至る経緯について「別の場所で車に積んでいた灯油に火をつけようとしたがうまくいかず、車で通りに突っ込んだ」と供述していて、動機については「テロを起こした」という趣旨の供述や、「死刑制度に対する報復でやった」という供述をしているということです。
警視庁は強い殺意を持って車を暴走させたとみて調べています。
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