第1回人権セミナー ハンセン病と人権 ハンセン病問題から学ぶこと
ハンセン病と人権 ハンセン病問題から学ぶこと(第1回人権セミナー)
ハンセン病は、らい菌により皮膚と末梢神経が侵される慢性感染症です。らい菌の病原性は弱く、感染しても発病することは、極めてまれです。たとえ発病しても外来治療で治癒します。
しかし、かつては不治の病あるいは遺伝病と考えられ、患者は法律により療養所に強制隔離され、家族も差別と偏見にさらされました。平成20年には、ハンセン病問題基本法が成立し、国に入所者等への医療体制の整備や、社会復帰の支援、名誉回復の措置などが義務づけられました。その一方、ホテルの宿泊拒否事件など差別や偏見も今だに残っています。
今回のセミナーでは、ハンセン病の歴史や政策を中心に、患者・回復者の受けた人権侵害などについてお話を伺います。ハンセン病について正しい知識を学び、問題解決のためにできることを考えます。
講師:国立ハンセン病資料館 事業部社会啓発課参与 儀同 政一さん
講師略歴
前:国立感染症研究所ハンセン病研究センター運営委員・生体防御部第4研究室長、国立ハンセン病資料館学芸部社会啓発課長
現在:国立感染症研究所ハンセン病研究センター客員研究員、国立ハンセン病資料館事業部社会啓発課参与
ハンセン病に対する正しい知識の普及と理解促進、ハンセン病患者・回復者に対する偏見・差別の解消と名誉回復を図り、私たちの社会に同じ過ちが繰りかえされないようにすることを目的として、全国の自治体、大学、教育委員会、人権擁護委員会などで講演を行っています。
また、人権啓発DVD・パンフレットの作成、夏期セミナーの開催、都道府県・市区町の人権啓発事業への協力を行っています。
日時
5月14日(火曜)午後6時30分から午後8時30分(開場午後6時)
場所
練馬区役所本庁舎20階交流会場
(注釈)西武池袋線・西武有楽町線練馬駅西口から徒歩5分
都営地下鉄大江戸線練馬駅から徒歩7分
参加方法
事前申込制(定員に達し次第締切)
定員40名
入場無料
申込方法
(1)講座名「ハンセン病と人権」
(2)申込代表者の住所、氏名、電話番号
(3)参加人数
(4)手話通訳利用の有無
(5)保育室利用の有無
(注釈)手話と保育室の申込は5月7日(火曜)締切です
問合せ先・主催
練馬区総務部人権・男女共同参画課人権啓発担当係
電話 03-5984-1452(平日の午前8時30分から午後5時15分まで)
fax 03-3993-6512
jinkendanjo@city.nerima.tokyo.jp
お問い合わせ
総務部 人権・男女共同参画課 人権啓発担当係
電話:03-5984-1452(直通)
ファクス:03-3993-6512
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