東京都が「ひきこもり相談会」 当事者や家族対象に
「ひきこもり」の問題が注目されるなか、東京都は当事者や家族向けの相談会を開きました。
東京都が開催した相談会には社会参加を支援するNPO法人など29の団体が参加し、ひきこもりの当事者や家族ら、およそ400人が訪れました。相談会は8年前から年に1度、行われていますが、参加団体によりますと、今年は例年に比べて相談に訪れる家族の年齢層が高いといいます。
「いつもよりちょっと多いなって思うのは、お子さんが40代等の今までより年齢層が高い相談が多かった。1人だけの力で、しんどいという状況を変えるのはとても難しい。そのときに、ぜひ声をかけられる誰かに手伝ってほしいって声をかけてほしい」(NPO法人 東京シューレ 朝倉景樹 理事)
東京・練馬区で農林水産省の元事務次官が長男を殺害した事件などをめぐって、ひきこもりの長期化や家族の高齢化が問題となっています。都は今後も相談窓口を設けるなど対策にあたるということです。(15日16:55)
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