「さびしい思いはありますが…」 豊島園駅の駅長が寄せた『メッセージ』が泣ける

2020年8月31日、東京都練馬区にある遊園地『としまえん』が閉園。94年の歴史に幕を閉じました。

子供から大人まで多くの人を楽しませてきた遊園地の閉園に、ネット上では惜しむ声が後を絶ちません。

『豊島園駅』駅長からのメッセージ

ras(@ras0519)さんは、としまえんの最寄り駅である西武鉄道『豊島園駅』を利用した際、改札横に掲示された貼り紙に気付いたといいます。

貼り紙の内容は駅長による、としまえん閉園にあたってのメッセージ。その内容に、じーんとしてしまいます。




としまえん閉園にあたり

豊島園駅は、昭和2年10月15日に武蔵野鉄道(現西武鉄道)豊島駅として開業しました。

当初から豊島園(現としまえん)の最寄り駅として、93年間の長きにわたり、大勢のお客さまをお迎えしてきました。

としまえん閉園によるさびしい思いはありますが、3年後には新しい施設のオープンが予定されており、再び賑わいあふれる駅に戻ることを楽しみにしております。

これからもコロナに負けず、安全輸送に努めて参りますので、またのご利用を心よりお待ち申し上げます。

駅長

としまえんを訪れる人々を迎え、見送ってきた『豊島園駅』。

歴史をともに歩んできた存在として、閉園は名残惜しく感じるものだったことでしょう。

投稿者さんは「幼い頃からの私含め、としまえんを利用した人を見送り迎えてくれた駅からのメッセージが嬉しかった。みんなに伝わってほしい」とつづっていました。

駅長からのメッセージに、ネット上でもさまざまな声が寄せられています。

・駅の名前は残して欲しい。かつてここに90年以上も続いた、地元民に愛された遊園地があったことを忘れたくない。

・としまえん閉園はさびしいなぁ。子供の頃、家族と友達とよく駅も利用しました。

・うるっとしました。西武鉄道さんのいろいろな心意気が素敵です。

閉園後の跡地には、都の公園が整備されるほか、映画『ハリー・ポッター』の映画のセットや衣装などが見られる施設が、2023年にオープンする予定です。

たくさんの人の楽しい思い出が詰まった駅は、また新たな幸せを運んでくれることでしょう。

[文・構成/grape編集部]

出典 @ras0519

引用元:BIGLOBEニュース

関連記事一覧

  • コメント ( 0 )

  • トラックバックは利用できません。

  1. この記事へのコメントはありません。