練馬区名誉区民「牧野富太郎」がNHKの朝ドラに決定!
練馬区名誉区民「牧野富太郎」がNHK朝ドラに決定!
練馬区名誉区民で、日本の植物分類学の父といわれる牧野富太郎博士が、NHK連続テレビ小説の主人公のモデルになることが発表されました。(令和5年春放映予定)
牧野富太郎博士が逝去するまで約30年間過ごした自宅跡地には、区立牧野記念庭園があります。
牧野富太郎博士とは
牧野富太郎博士 個人蔵
文久2年(1862年)4月24日、高知県に生まれ、ほぼ独学で植物の知識を身につけ、明治17年(1884年)に東京大学理学部植物学教室へ出入りするようになりました。
明治22年(1889年)には日本ではじめて新種ヤマトグサに学名をつけて発表し、博士が命名・発見した植物は1,500種類を数えます。昭和15年(1940年)に刊行された『牧野日本植物図鑑』は、現在まで改訂を重ね、広く親しまれています。
昭和26年(1951年)には、第1回文化功労者に選ばれ、没後、文化勲章を受章しました。
詳しくは「牧野記念庭園情報サイト」(外部サイト)
牧野富太郎生誕160年記念事業を実施します
令和4年は、牧野富太郎博士の生誕160年にあたります。これを記念して、以下の事業を実施します。
高知県立牧野植物園との連携
特別展の開催(令和4年10月から12月予定)
高知県立牧野植物園が所蔵する、博士が描いた植物図や収集した蔵書を借用し、特別展を開催します。
ヒメアジサイの記念植樹(令和4年5月予定)
博士が名づけ、愛でた「ヒメアジサイ」は、現在庭園で見ることができません。
高知県立牧野植物園に保存されている株を、庭園に里帰りさせる記念植樹を行います。
牧野富太郎博士の書斎再現
博士が研究に没頭し、足の踏み場もないほど蔵書が積み上げられた当時の書斎の様子を再現し、博士の研究への情熱を伝えます。
経費の一部は、練馬みどりの葉っぴい基金を活用します。
令和5年春に、再現した書斎を公開する予定です。
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