【社会】どう救う8050問題の孤立家庭
6/23(日) 11:29配信
川崎市で児童ら20人が男に殺傷され、東京都練馬区では長男を刺殺したとして元農林水産省の事務次官が逮捕された。二つの事件に絡み、ネット上で引きこもりに関する議論が加熱している。一方、根本匠厚生労働相は「安易に結びつけるべきではない」との談話を発表した。事件をどう受け止めればいいのか。
神戸市看護大学の船越明子教授(精神看護学)は、元次官一家のように高齢で孤立した家庭に着眼する。(津谷治英)
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-事件後、ネット上で引きこもりへの誹謗(ひぼう)中傷が増えました。
「私も厚労相同様、事件と結びつけるべきではないと考えます。川崎の加害者は引きこもりと推定されますが、あれほど多くの人を傷つけるには相当な負の力が必要です。もし容疑者が自殺せず、真相を究明できていれば、必ず他の要素が出てきたはずです。安易な議論は、引きこもりに対する偏見を強めるだけです。それが当事者や家族を苦しめ、孤立を深めさせます」
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