【兵庫】海上のビニール製アスレチックで女児(10)右脚を骨折する重傷 「としまえん」に似た遊具
海上のビニール製アスレチックで女児重傷 「としまえん」に似た遊具
兵庫県豊岡市竹野町竹野の竹野浜海水浴場で、海上に浮かべたビニール製のアスレチック遊具で遊んでいた大阪府豊中市の小学5年の女児(10)が、約1・5メートルの高さからマットに飛び降りた際にを負ったことが17日までに、関係者への取材で分かった。
遊具は、たけの観光協会が有料で運営する「たけのチックラグーン」。
全長35メートル、幅17メートルで、滑り台や跳躍器具など13種類のパーツが連結されている。
同協会などによると、事故は7日午前11時すぎ、女児が大きな脚立のような登り降りするパーツ(高さ約2・5メートル)で遊んでいた際に発生。約1メートル降りた場所から飛び降りた直後に倒れ込み、動けなくなった。大腿骨頸部を骨折しており、8日に手術を受けた。
15日には東京都練馬区の遊園地「としまえん」のプールで同じような遊具の利用中に死亡事故があった。女児の父親(37)は「マットは想像より固く、遊具に危険性はないか再度検証してほしい」と訴える。
同協会は2016年からこの遊具を運営し、これまで事故はなかったとしている。としまえんの遊具と似ているため確認したが、別のメーカーだったという。9月8日まで運営の予定で「安全に利用してもらうため、監視の増員を検討している」としている。
女児がけがをしたアスレチック遊具=豊岡市竹野町竹野
2019/8/17 20:32神戸新聞NEXT
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