タイププロジェクト、極太フォントの「TPスカイ モダン Blk」を発表
TPスカイにモダン書体のカテゴリーを追加し46 フォントのファミリーに拡張
タイププロジェクト株式会社(東京都練馬区 代表取締役社長 鈴木 功)は、スクリーン表示に最適な「TPスカイ」ファミリーに、新たに極太フォントである「TPスカイ モダンBlk(ブラック)」を追加したことを発表しました。
2017年4月に発売を開始したTPスカイは、サンセリフ体のストロークに抑揚を与え、単線では表現できない楷書的な筆勢を取り入れた書体で、ウエイト・コントラスト・字幅の3 つの軸を持つ初めての日本語フォントです。
新たに加わったモダン書体のカテゴリーの「TPスカイ モダンBlk」は、TPスカイのふところ(筆画内の空間)を広くすることで、極めて太いウエイトを実現しています。直線と曲線の対比を強くし、筆画をより長くして骨格を大らかにすることで、太さと視認性を両立しています。
TPスカイ モダン Blk
TPスカイ モダン Blk」は、画数に違いのある文字を並べた際に整って見えるよう調整し、仮名や欧文、画数の少ない漢数字などは、TP スカイ ローコントラスト B の1.5 倍前後の太さにしています。また、画数の多い漢字では、主要な筆画を太く、他の部分を細めに扱うことで潰れや黒みのたまりを回避し、画数の少ない文字と密度のバランスを取っています。
タイププロジェクトの代表取締役 鈴木 功は、「TPスカイは、スクリーン表示やデジタルサイネージでの使用を想定した書体ファミリーなので太いウエイトはボールドまでに留めていましたが、フィットフォントサービスによるカスタマイズで、太い欧文に合わせる機会がありました。そうした状況に対応するため、TPスカイのふところを広くすることで、極めて太いウエイトを実現したのがTPスカイモダンBlkです。TPスカイモダンBlkの提供により、フィットフォントでカバーできる領域が格段に広がります。また、ゲームなどのエンターテイメント領域で、強いインパクトが求められる場面での活躍も期待できるフォントだと思っています」と述べています。
「TPスカイ モダン Blk」は、本日より、タイププロジェクトのサブスクリプションサービス「TPコネクト」での提供を開始いたします。
*TPスカイファミリー:ウエイト・コントラスト・字幅の3 つの軸を持つ初めての日本語フォント
■ 製品詳細および購入
TPスカイ: https://typeproject.com/fonts/tpsky
■ 販売価格(税込)
TPコネクト: 30,000円/年額 (https://typeproject.com/service/tpconnect)
*TP コネクトは、AXIS Font、AXIS ラウンド、AXIS Latin Pro、TP 明朝、TP スカイ、TP スカイラウンド、濱明朝、SST JP、TP国立公園明朝、金シャチフォント 姫、東京シティフォントのすべての書体ファミリーを年間定額でご利用いただけるサービスです。
■ Webフォント
REALTYPE.jp サブスクリプション: https://www.realtype.jp/
■ 製品仕様
文字セット: 9,499字 (スタンダード版)
ウエイト: Blk(ブラック)
フォーマット:OpenTypeフォントフォーマット
動作環境:Mac OS X、macOS、Windows 8.1、10 (いずれも日本語版)
プレスリリースはこちらからダウンロードいただけます。
https://prtimes.jp/a/?f=d20509-20201130-3471.pdf
タイププロジェクト株式会社について
「文字の可能性を広げたい」それがタイププロジェクトの原動力です。2001年の創業以来、AXIS FontやTP明朝、TPスカイなど、次世代標準を目指したベーシックなフォントを提供しています。また、企業のブランディングを促進するコーポレートフォント、都市のアイデンティティを表現する都市フォントなど、多彩な成果をあげています。「文字を通じて人々の生活をより快適に、より豊かなものにする」という企業理念のもと、新しい社会に必要な書体を開発する21世紀の文字カンパニーとして活動しています。
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