【建設業界×女性】働き方改革はトイレから!?
3K職場を、綺麗・可愛い・カッコイイに変える具体例
建設業界には珍しい、女性社員が活躍する牧野電設株式会社(本社:東京都練馬区、代表取締役:牧野 長)は、職場環境の改善を通して、働き易さを実現させることで、女性のキャリア支援に取組んでいます。
牧野電設は、建設業界に珍しい女性の活躍を支援する会社として活動しており、現在では全社員に対する54%、技術総合職の23%、管理職の40%が女性です。2018年からはシングルマザー採用をスタートさせ、建設業界では異色の存在としてメディアにも多数取り上げられています。
そのため、女性が力を発揮しやすい環境整備にも力を注いでおり、業界には珍しいオリジナルユニフォームの導入、綺麗で快適なオフィスにするための改装工事等を通して、女性社員のモチベーションを高める工夫を行っています。
なかでもトイレは女性にとって特別な空間であるため、デザインだけでなく、機能にもこだわった配慮が満載。例えば、個室を仕切る壁には全面的に防音材が入れられ、天井に取り付けられた6台のスピーカーからはJAZZが流れる快適空間に。これによって、隣接する個室との音を気にすることなく過ごすことが可能になっています。また、マウスウォッシュ・メイク直しセットなどのアメニティグッズも完備されているため、オフィスのトイレとは思えない気遣いに満ちた空間となりました。
これらの取組みは、女性社員の声を元に実現され、「女性のための女性の職場」を形成しています。そのため、日頃から自由闊達な意見交換が行われる社内風土があり、会社の生産率向上へ寄与しています。具体的な成果として、2016年から「事務職でも会社に貢献したい」「女性でも仕事の幅を広げたい」という声が上がり、社内の女性全員で国家資格でもある第二種電気工事士を受験しました。当初は有志の勉強会とそれぞれの自宅学習だけでの挑戦でしたので、苦戦する者もいましたが、現在では会社として講習を行い、入社から3年内の資格合格率は100%となりました。牧野電設では従来の建設業界には見られなかった、新しい試みを取り入れることで「女性が活躍する仕組み」を整え、生産性向上と働き易さを兼ね備えた、働き方改革を実現させています。
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