牧野富太郎生誕160 年記念特別展「牧野富太郎の植物研究-高知県立牧野植物園の資料より-」を開催【牧野記念庭園】
ジョウロウホトトギス 牧野富太郎筆 高知県立牧野植物園蔵
バイカオウレン 牧野富太郎筆 高知県立牧野植物園蔵
開催にあたって
牧野博士は幼いころから植物に親しみ、一生を植物研究に捧げました。具体的には、日本各地での植物の採集と押し葉標本の作製、植物の特徴を伝える緻密な植物図の制作と文章の執筆、あるいは植物分類学の研究に必要な書籍の渉猟などに励んだ人生でした。そして、分類学上の成果を『植物学雑誌』や『植物研究雑誌』など専門雑誌に公表し、また、日本の植物誌をつくろうと取組んだ『日本植物志図篇』などの図説集を出版しました。さらに、晩年には長年の研究が『牧野日本植物図鑑』(北隆館 1940年)に結晶し博士の代表作となりました。
こうした植物学における博士の功績を振り返るために、博士の努力の跡である牧野文庫の資料を本展で展示いたします。これらの資料は、博士の没後、牧野家により郷里の高知県に寄贈され牧野文庫となり、同文庫が大切に守りかつ利用に供してきたものです。本展の開催が牧野富太郎という植物分類学者に親しむ機会になれば幸いに存じます。
開催概要
会期
令和4年(2022年)10月15日(土曜)から12月18日(日曜)
概要
- 特別展示:午前9時30分から午後4時30分
- 会場:記念館企画展示室
- 協力:高知県立牧野植物園
- 開園時間:午前9時から午後5時
- 休園日:毎週火曜日
- 費用:入場無料
- 会場:牧野記念庭園(東大泉6丁目34番4号)
会期中のイベント
ボタニカルアート講座
日時:12月7日(水曜)、14日(水曜) 午前10時から午後3時30分(2日制、休憩1時間30分を含む)
講師:石川美枝子氏(植物画家)
内容:本格的なボタニカルアート(植物画)の描き方を学びます。
持ち物:透明水彩絵具、水彩筆、パレット、鉛筆、練ゴム、消しゴム、コンパスまたはディバイダ―、ティッシュペーパー、細いボールペン、ルーペほか
材料費:2,000円
定員:8名(事前申込・抽選)
場所:牧野記念庭園講習室
申込方法:郵便往復ハガキまたは電子メールで
(1)氏名(2)住所(3)電話番号を記載し、11月16日(水曜)までにお申し込みください。
ハガキ:〒178-0063 東京都練馬区東大泉6丁目34番4号 練馬区立牧野記念庭園記念館宛
(注釈)お申し込みは一人一通に限ります。
(注釈)原則、練馬区在住、在勤、在学の方を対象としています。
(注釈)メールでお申し込みの場合、お申し込み後3日間が経過しても当館からの返信がない場合はお電話(03-6904-6403)でご連絡ください。受信設定をしている場合は、あらかじめ設定を解除、あるいは下記ドメイン指定受信設定を行ってください。
〔@makinoteien.jp〕
ギャラリートーク(学芸員による展示解説)
日程:11月3日(木曜・祝日)、11月27日(日曜)
時間:各日(1)午前10時30分から(2)午後2時30分から 各回20分程度
- 定員:各回15名
- 申込:10月12日(水曜)から前日まで電話(03-6904-6403)にて受付、先着順。
- 費用:無料
- 場所:牧野記念庭園記念館企画展示室(注釈)イベント中の入室は、事前申込者を優先します。
企画展についてのお問い合わせ
牧野記念庭園
電話:03‐6904‐6403
チラシは以下のリンクからダウンロードできます
交通案内等
交通案内等は、下記のリンクをご参照ください。
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