「らんまん」クールポコ。小野まじめ 朝ドラ初出演「特別な経験」オファーに驚き「なぁにー!」東大職員役

 俳優の神木隆之介(30)が主演を務めるNHK連続テレビ小説「らんまん」(月〜土曜前8・00、土曜は1週間振り返り)は22日、第36話が放送され、お笑いコンビ「クールポコ。」の小野まじめ(45)が初登場した。ドラマ出演歴はあるが、朝ドラは今回が初出演。


大学職員役を演じる小野は「オファーを頂いた時はビックリして『なぁにー!!』と言いました!正直、本番の撮影するまでは何かのドッキリだと疑っておりました。自分やっちまったなぁです」と餅つきネタの名フレーズを交えて振り返った。

 <※以下、ネタバレ有>

 朝ドラ通算108作目。「日本植物学の父」と称される牧野富太郎をモデルに、江戸末期から昭和の激動の時代を生き抜き、明るく草花と向き合い続けた主人公・槙野万太郎の人生を描く。脚本はNHK「流行感冒」「群青領域」「旅屋おかえり」なども手掛けた注目の劇作家・長田育恵氏。神木の朝ドラ出演は2007年前期「どんど晴れ」以来16年ぶり2作目。初主演となる。男性主人公は20年前期「エール」(窪田正孝)以来3年ぶり。

 第36話は、万太郎(神木隆之介)からボタンの植物画を贈られた寿恵子(浜辺美波)。「やりたいことはやるべきだ」と万太郎に背中を押され、まつ(牧瀬里穂)に「鹿鳴館へ行ってみたい」と打ち明けるが、反対されてしまう。一方、東京大学植物学教室に通い始めた万太郎は、波多野(前原滉)や藤丸(前原瑞樹)に受け入れてもらえず…という展開。

 小野が演じるのは、東京大学で働く職員・脇田伝助役。朝、万太郎が教室に着くと、扉に鍵がかかっている。そこへ鍵を持った脇田が現れ「お早いですねぇ」と万太郎に声を掛け「ご熱心ですね。明日からは、早めに鍵を開けますね」。万太郎は「なぁにー!開けてくださるんですか」と一気に打ち解けた。

 昨年10月期のフジテレビ「最高のオバハン 中島ハルコ」第2シリーズ最終回(12月10日)にコンビでゲスト出演し“ぽんこつ窃盗団”役を演じるなど、ドラマ出演歴はあるが、朝ドラは今回が初出演となった。

 小野は同局を通じて「歴史のある朝ドラに出演させていただき、本当にうれしかったです!」と大喜びのコメント。「演技もしたことない自分に何故オファーがきたのか、不思議に思っていたのですが、台本を読んで確かに似合ってるなと思い、自分でも納得しました。最初の撮影は神木さんとのやり取りがあり、リハーサルまでは少し余裕も持ちつつやれていたのですが、いざ本番となるとめちゃくちゃ緊張してしまい、何度も撮り直ししました。それでも神木さんは『全然大丈夫ですよ!』と優しい言葉を掛けてくれ、何とか乗り切れました」と座長に感謝した。

 「『らんまん』出演は自分の人生において特別な経験となり、本当にありがたく思っております」と大感激。今後も出番があり、注目を集めそうだ。ちなみに、小野は東京都練馬区出身。晩年を過ごした牧野富太郎博士は練馬区の名誉区民となっている。

引用元:BIGLOBEニュース

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