コスプレ目的で偽装結婚=容疑でカナダ人の女ら逮捕―警視庁
偽装結婚をしたとして、警視庁大井署は31日、電磁的公正証書原本不実記録・同供用容疑で、カナダ国籍の飲食店従業員ウォン・シャノン容疑者(29)=東京都新宿区西新宿=と、建築作業員佐々木導成容疑者(37)=練馬区向山=を逮捕した。2人は容疑を認め、ウォン容疑者は「ロリータファッションが好きで、安全な日本でコスプレがしたかった」などと動機を話しているという。
逮捕容疑は2016年6月17日、横浜市内の区役所に虚偽の婚姻届を提出した疑い。
同署によると、ウォン容疑者は留学生として入国。在留期間は12〜16年で、資格が切れる前、新宿区歌舞伎町で開かれたコスプレイベントで、佐々木容疑者と知り合った。ウォン容疑者が「在留資格が欲しい」と依頼し、佐々木容疑者は70万円と月々3万円の報酬で偽装結婚を請け負ったという。
今年2月、東京入国管理局からの情報提供で発覚。結婚生活の実態が無いことが裏付けられ、大井署は7月11日、入管難民法違反(虚偽申請)容疑で2人を逮捕していた。
[時事通信社]
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