高圧洗浄機に着火装置 原宿暴走の男「明治神宮の人混みをねらった」
東京・原宿の竹下通りで軽乗用車が暴走し歩行者の男性8人が次々とはねられた事件で、警視庁に殺人未遂容疑で逮捕された職業不詳、日下部(くさかべ)和博容疑者(21)の車に積まれていた高圧洗浄機に、着火装置が取り付けられていたことが4日、捜査関係者への取材で分かった。車からは灯油の入ったポリタンクも見つかっており、警視庁は日下部容疑者が灯油をまき、火をつけるために高圧洗浄機を改造したとみて調べている。
捜査関係者によると、着火装置は高圧洗浄機の液体を噴霧するノズルの先端部分に、布製とみられるテープで固定されていた。
日下部容疑者は「明治神宮の人混みをねらった。高圧洗浄機を使って灯油をまき、火をつけようとしたがうまくいかなかった」などと供述しており、当初の計画を変更して車で竹下通りに進入した可能性がある。
事件は1日午前0時過ぎに発生。19〜51歳の男性8人がはねられ、練馬区の19歳の男子大学生が重体となっている。
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