「新幹線オフィス」実証実験、専用車両で携帯通話やテレビ会議可能に
JR東日本は1日、東北新幹線の車内でテレワークができる「新幹線オフィス」の実証実験を始めた。専用の車両を設け、携帯電話の通話やテレビ会議ができるようにする。新型コロナウイルスの感染拡大で低迷する新幹線の利用につなげたい考えだ。
26日までの平日、1日あたり片道4〜5本の列車で、1車両をテレワーク専用車両に設定する。
新幹線では通常、携帯電話で通話する際はデッキに出る必要があるが、専用車両では認める。
乗客は追加料金なしで利用できる。インターネットに接続できる機器も無料で貸し出す。車両内では、情報保護のため、周囲の音が聞こえにくくなる音楽を流す。利用動向をみて今後のサービスを検討する。
専用車両を利用していた東京都練馬区の会社員(34)は「忙しい出張時は新幹線車内で仕事をすることもある。周囲の音が入らずクリアに通話ができるか、試してみたい」と話していた。
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