伝染性紅斑が流行しています
練馬区内での伝染性紅班の発生状況
平成30年第46週(11月12日から11月18日)の定点あたり患者報告数は1.08人(/週)でした。
*警報レベル(伝染性紅斑の場合):保健所単位で定点あたり2.0人/週を超えると警報開始となり、1.0/週を下回ると警報が終息します。
伝染性紅斑とは
伝染性紅斑はリンゴ病とも呼ばれ、ヒトパルボウイルスB19による感染症です。
約10日(4~20日)の潜伏期間後、両頬に赤い発疹、体や手・足に網目状の発疹が見られ、1週間程度で消失します。発疹が出現する7~10日前に微熱や風邪のような症状が見られることが多く、この時期にウイルスの排出が最も多くなります。発疹が現れる時期にはウイルスの排出量は低下し、感染力もほぼ消失します。
小学校入学前後の子供に多い感染症ですが、成人の発症もあります。妊娠中(特に妊娠初期)に感染した場合、まれに胎児の異常や流産が生じることがあります。
感染経路と感染予防のポイント
・患者の咳やくしゃみなどのしぶきに触れることによって感染します(飛沫・接触感染)。
・感染予防は、手洗い、うがい、咳エチケットが有効です。
*咳エチケット:(1)咳が出るときはマスクをつける(2)咳やくしゃみの際にはティッシュなどで口や鼻を押さえる(3)咳やくしゃみがほかの人に直接かからないようにする。
・予防接種はありません。
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