練馬区で御朱印巡り~氷川神社@氷川台~
東京メトロ副都心線・有楽町線の氷川台駅1番出口から地上にあがり、歩くこと5分。駅前にはいくつか飲食店が並びますが、一つ角を曲がれば住宅街です。そんな静かな街並みに馴染むのは立派な神社。今回は氷川台氷川神社を訪れました。
駐車場もあり、ご祈祷のお知らせも多く見受けられることから、多くの方が足繁く通う神社であることが伺えます。
1457年に別地(お浜井戸・桜台6-32)に創建されましたが、1477年に江古田原の戦いの為に消失。たくさんの緑に囲まれたこの氷川神社は江戸時代に現在地に移転・再建されました。
鳥居の右手には竹林があり、たけのこが伸びている様子も見れます。竹林の中にも石碑があったのですが、近くまで行くことも撮影することも叶いませんでした。氷川神社に訪れる予定の方、たけのこが竹になってしまう前になんの石碑か覗いてみてくださいね。
階段を上ると大き目の狛犬さんがお出迎え。
目の前に社殿、左手に手水舎、社務所があります。手水場は現在使用不可です。この屋根の縁にどっしり構える木彫りの龍、4面とも違うデザインになっています。精巧な造りがかっこいいです。
この日は戌の日ということもあり、安産祈願にいらしている妊婦さんや初宮参りにいらしているご家族で賑わっていました。おめでたい雰囲気にあやかれて私もほくほくした気持ちになります。
氷川台氷川神社は一般的なご祈祷のほかに雅楽・巫女舞有りの結婚式を挙げることもできます。
区内最古・区内唯一の文化財と見どころ
氷川神社の狛犬
社殿のそばにたつ小柄な狛犬は、なんと区内最古のもの(1787年造立)。大きさは60センチほどで、狛犬同士が向い合せで立っています。
氷川神社のムクノキ
太陽の眩しい晴天のおかげで木陰が気持ちよく感じます。境内には樹齢の高そうな樹木が多く並びますが、中でもねりまの名木に指定されるムクノキは高さ23m、幹の太さは2.9mと練馬区内でも有数の大きさを誇ります。
区内唯一 角柱型の水盤
社殿右側に続く階段を上ると水盤があります。この角柱型の水盤は狛犬よりも昔、1747年に造立されました。水盤自体は各神社に残っているところが多いのですが、角柱型の水盤が残るのは練馬区ではこの氷川神社のみです。
御朱印
先でお話した通り、この日はご祈祷でいらしている参拝者でにぎわっており、日を改めるべきかと考えていましたが、社務所からお声がけをいただき対応していただくことができました。「書置きのものですがいいですか?」と申し訳なさそうに言われましたが、いただけるのですから、ありがたいことです。御朱印の初穂料は300円。お忙しい中ありがとうございました。
神社で猫探し
この御朱印シリーズを始めて1か月。「神社には猫がいるんだよ」この言葉を疑いかけていたその時、ついに・・・ついに出会えましたーーーぁ!!
感動のあまりカメラを持つ手が震える私。それを怪訝な表情で見下ろすお猫様。警戒されているようだったので、触れ合いたい気持ちをグッとこらえ、遠くから眺めるのみにとどまることにしました。望遠レンズを忘れたことを反省。
お掃除中の神社の方と目が合い、猫に会えた感動を伝えると、ここには5,6匹の野良猫が住んでいることをお話ししてくださいました。中には人懐っこい性格の子もいるらしく、参拝者と戯れていることもあるそうです。私が出会えたのは1匹のみでしたが、仲間がいるんだね~。いつか会えるかしら。
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