練馬区で御朱印巡り~富士見台稲荷神社@練馬高野台~
西武池袋線の練馬高野台駅より徒歩5分ほどのところにあります。
富士見台稲荷神社は、社伝によると江戸時代の創建といいます。祭神は宇気母知命、相殿に須賀神社と御嶽神社をまつります。
神社は石神井川を西北に臨む台地上にあり、かつてここは眼下に水田が広がり、かなたに長命寺の杜を見渡せる景勝の地でありました。
「御岳講奉納の水盤」は練馬区の有形民俗文化財に登録されています。
谷原村、上練馬村の御嶽講の一員によって、明治7(1874)年に奉納された水盤。正面に長野県の木曽御嶽神社の神紋が刻まれています。木曽御嶽山を進行する御嶽講の一つである一山講は、明治に入って当地でも盛んになりました。向かって左側面に講の世話人の氏名とともに、先達をつとめ当地に御岳信仰をひろめた増島大伝の名前が刻まれています。
境内には大伝の記念碑があります。
境内社に一山神社があることから、地元では「一山様」「谷原のおんたけさん」の名で知られています。幕末の江戸を中心にひろまった木曽御嶽に対する信仰、特に一山行者が講祖となって組織した一山講は、明治に入って統治でも盛んとなりました。その先達をつとめたのは増島大伝は谷原村の旧家・増島氏の出で、練馬の各地に御嶽信仰をひろめました。明治8年、大伝は本社境内に一山社を建立し布教にはげみ、その結果、盛時には講員800人を数えたといいます。一山社の拝殿内には明治以降の絵馬数枚があります。
丸いフォルムの小さ目な狛犬でした。
相殿ともなると、より本殿も華やかに見えます。
御朱印
富士見台稲荷神社を兼務所とする、豊玉氷川神社で授与しています。初穂料は500円です。
神社で猫探し
猫は見当たりませんでした。
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