首相、日本の安保環境「これまで以上に厳しい」…自衛隊観閲式で訓示
岸田首相は27日、陸上自衛隊朝霞駐屯地(東京都練馬区など)で行われた自衛隊観閲式で訓示した。政府軍と反政府勢力の紛争が激化するエチオピアの邦人退避に備え、26日に外務省と防衛省で構成する調査チームを隣国のジブチに派遣したことを明らかにした。
首相は訓示で、日本を取り巻く安全保障環境について、「これまで以上に厳しい現実に直面している」と指摘した。
国家安全保障戦略や防衛計画の大綱の見直しに関し、「いわゆる敵基地攻撃能力の保有も含めて、あらゆる選択肢を排除せず検討する」と述べ、防衛力の強化を図る考えを示した。
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